シンゴ21「カメラマンの佐藤傳次郎(さとうでんじろう)さんにインタビューさせていただけることになりました。今にも動き出しそうな写真を撮る傳次郎さんはカウアイ住んでらっしゃいます。実はモク(MOKU)さんが傳次郎さんのスポンサーをしています。モク(MOKU)さんに紹介していただきました。イヤしかし、スポンサーをつけているカメラマンなんてめったにいないですよ。会うのが楽しみです。」
 35 佐藤傳次郎
佐藤傳次郎(53才) 1952年3月7日生
出身地■新潟
仕事■サーフカメラマン
趣味■サーフィン
現在カウアイ島在住

傳次郎の「傳」は「伝」と間違われやすいそうですが、「傳」が正解です。本名は傳次郎さんではなく弘志(ひろし)さんです。が、最近では傳次郎で通ってきているので、弘志と呼ばれるのに少し抵抗を感じている。らしいです。ってか、写真撮った人! オレの顔切れてるー!!
denjiro.comの紹介 どうしてカウアイ島に?

傳次郎さんのホームページです。彼が今まで撮った写真や、イベント情報が更新されています。www.denjiro.com
極論から行くとハワイが好きだからハワイに住んでいるのですが、少しさかのぼって話します。

傳次郎さんは新潟でオギャーと生まれました。新潟といえば米がうまいです。そんな事はどうでもよく、ある日サーフィンと出会います。

サーフィンにドップリはまってしまった傳次郎さんは、20歳ぐらいの時に日本からカリフォルニアへわたります。カリフォルニアには観光ビザでいきます。

カリフォルニアはサーフィンが盛んでしたが、カルフォルニアのサーファーの中で一番の話題は「冬場のハワイの波」だったそうです。

次第にハワイへの興味が大きくなり、1度旅行でハワイに訪れました。旅行とはいえハワイで感じたものは絶大なものだったそうです。


自分の直感を信じた傳次郎さんはその後日本とアメリカを行き来しますが、ハワイに移住してきてオアフ島のノースショアに住み始めます。

その後、カウアイ島に引越しをして今に至ってます。ちなみに傳次郎さんが写真を撮りはじめたのは日本にいるころからだそうです。

こういった今にも動きだしそうな写真を見ることができます。ほしければ買うこともできます。
 
ジェリー・ロペスの写真 カメラマン佐藤傳次郎

ジェリーロペスと仲がよいので、ジェリーの写真をよく撮ります。
傳次郎さんはアメリカのサーフィン史の中で唯一、名前が残っている日本人です。カメラマンの部門では世界中から26名が殿堂入りとして選ばれました。そのうちの1人が傳次郎さんです。

カメラマンと一言で言いましても、傳次郎さんの場合写真だけでなく映像も撮ってらっしゃいます。

彼の写真は今にも動き出しそうな動きのある写真です。写真を見るといつも写真のターゲットは波のように思います。

映像を撮っている時も同じように波に焦点が当てられています。

元祖パイプラインマスターのレジェンドサーファー、ジェリー・ロペスの撮影をしたりした時も、波を中心に撮っています。画面からサーファーが消えようとも波を撮り続けています。

四角い画面にどう自然を収めるのか、そこに芸術家としてのこだわりを感じられます。

傳次郎さんの写真や映像からは自然のすばらしさや、脅威、動き、色んなものが感じられます。

まっ、
すべてぼくの意見ですけど。

傳次郎さん自身も

「文章がかけない分、すべてを写真や映像にこめています。」

と、
おっしゃってますので勘違いではないと思います。

これもジェリー。
奇跡の写真 生い立ち

波にポリネシアンの顔が映った写真。波にのってるのはジェリーロペスで場所はパイプラインです。
写真を撮りまくっていた傳次郎さんのところに、出版の話がきました。「ビックウェイブ」という本で傳次郎さんの写真が使われます。

その後、傳次郎さんの写真が使われている「ザ・ベイ」が30000部の大ヒットと、大ブレイクします。

さらにマルチメディアグランプリを受賞した「アロハウェブ」(DVD)に傳次郎さんの波の映像が使われました。傳次郎さんの海の映像は世の中に評価され始めます。

徐々に名前が売れていった傳次郎さんはハワイでサーフカメラマンとしての仕事を、ハリウッドからもらうようになりました。コレはすごいことです。

ブルースブラウンとともに「エンドレスサマー」などの映画の作成に携わっていたそうです。

「ハリウッドのあたえられた仕事では、ホントに自分のしたいことができない。好きなことを世の中に残したい」

そう思った傳次郎さんは、ハリウッドの仕事をやめて、写真や映像を撮りまくりました。かっこいいですね。

イヤしかし、ハリウッドの仕事で満足できないなんて大物すぎます。

傳次郎さんは数々の写真や映像を世の中にのこしてきました。中でも印象的なのが、波にカメハメハ王が写ったり、ポリネシアンが写ったりした写真です。

カメラ一筋で生きてきたからこそ撮れた写真だと思います。これらの写真を撮ることができて人生が変わったそうです。

キング・カメハメハが写った写真。かぶとをかぶった横顔が写っていいます。
写真 心意気

波の後ろに太陽があります。波が崩れてくる瞬間をカメラに収めています。
今でこそ天職である職につけたわけですが、昔はいろんなことをしていたそうです。

食うためにただがむしゃらに働く。お金で仕事を選ぶ。ひと通りの職をこなしたそうですが、自分はそこにはいないと感じ始め、一番自分を表現できて好きな事で食っていこうと決めたそうです。

「サーフィンを始めて地球のすごさを思い知りました。特に波のいい日は特別でです。特別なパワーを感じます。」

とおっしゃる傳次郎さん。
そのすばらしい自然を記録して残したい。そう思い、その時々の海や波を写真にしてを残してしてきたそうです。

「生きがいの持てる仕事をしていたい」

その気持ちがあったからこそ今の傳次郎さんの写真があると思います。

時には何かを犠牲にしてきたこともあったと思います。でもぼくは今傳次郎さんが撮っている写真や映像が大好きです。

傳次郎さんは53才ですが輝いています。パワーを感じます。いったい彼のパワーの源はどこなのでしょう。

「人の心に残る映画を1本でいいから世の中に残したい。サファーがいい波を求めて世界中を旅していくが、結局自然には勝てず、小さい世界に生きてたことに気づく。そんなストーリーにしたいな。」

そうおっしゃる傳次郎さんの目を見て、夢をもって生きていることが、一番なのだと感じました。オレも夢を持ち続けられる大人になりたいと思いました。

オレの夢はさておき、傳次郎さんの夢の映画を早くみたいです。メチャ楽しみです! 是非心に残る名作にしてください!!

巻き巻きチューブ中はパワフル洗濯機。

波に反射した太陽を波が食べていくようです。シャッターを押すのが少し遅くても早くても、この写真は撮れていません。シャッターを押すタイミングはその人のセンスにかかっていると思います。
写真 最新情報

きれいな色です。この写真を撮った後、傳次郎さんは無事だったのかな。ホントにキケンな職業です。
傳次郎さんが今年の夏に写真集「マカニピリ」を出します。マカニピリというのはハワイ語です。日本語に訳すと「海の風」と訳されます。英語だと「Touching wind」です。

タイトルにはハワイ語、日本語、英語の3つが起用されています。それは、いろんな人にこの本を見てほしいという思いからだそうです。

今までの傳次郎さんの総結集です。レジェンドサーファー・ジェリーロペスのコメントも入るそうです。

「ハワイのおかげで今の自分があります。そしていろんな人に助けられて生きてきました。感謝の気持ちをこの本に込めてます。」

いいものを作るために、編集者ともめたりするそうです。傳次郎さんはその編集者のおかげでいい本が出せると言い切りました。偉大な人であるほど、多くの人が支えてくれているんですね。そんな謙虚な傳次郎さんの本を早く見てみたいですね。発売日が楽しみです。

 

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