モーハワイ☆コム

アーカイブ: 2012年8月29日

夕方と朝の光の方向


Post-1629同じ場所から
夕方と朝の光を撮ってみました。
まずは夕方です。
光の色は濃いオレンジ。
プールサイドのチェアの長い影が。
このくっきりした影がいいですよね。




これが朝の光です。
夕方ほど濃くはないし
イエローがかったオレンジかな。
もちろん影の角度が正反対です。
透明感のある光ですね。


どちらも角度のある濃い光がいいですね。
光の方向を感じる事ができる夕方と朝。
なかなか楽しい時間を過ごせます。

ワイキキ物語


Post-1628久々に古い本をパラパラと眺めてると…こんな写真が。
1890年ごろのワイキキらしいです。
ワイキキは当時、養魚池や水田がたくさんあって
大量の蚊の発生源になっていたんですね。
観光開発を促進したい政府にとって、ワイキキのイメージダウンになる
この蚊の問題を何とかしたかった。
別荘やホテルからの排水が直接養魚池や水田に流れ込み
水質が悪化して蚊の異常発生にもなっていたとか。

政府は観光開発に都合の良い法律を制定して
土地の使用者に対して改善を義務化し、無理な場合は強制的に
改良事業を受入れさせたんですね。

ワイキキの真ん中に運河を掘削して、その土砂で水田や養魚池を
埋め立ててリゾート用地を確保し、開発業者に転売されていった。
その工事を請け負ったのが有名なディリンハムの会社です。
工事か1928年に完了し、地価は30倍以上になった。
その土地で大儲けしたのもディリンハムの会社ですね。
そして、彼らに大金を投資した白人投資家も大儲けです。

企業が行政と結託して、土地を巧みに取り上げ、開発から生じる
利益を独占する。
さらに、周囲の地元の人々に影響を及ぼして離散させてしまう。
結果的に完成したリゾートは裕福な人々によって占有され
地元の人々は排除される。

でも、このディリンハムの会社が今の楽園ワイキキの原型をつくった事は
事実であり、いわゆる資本主義的な構図としては正しいのかも。
簡単に大儲けした訳ではなく、そこにもいろんな物語があった。

世界中探しても、ワイキキのような場所は少ないです。
いろんな物語があってできたワイキキ。
そのワイキキで、何も考えずに楽しむ自分たち。
そしてまた、いろんな物語が生まれて行くのですね。