海が荒れ模様なのでビーチは止めにして、ハナ ハイウェイをさらに少し戻ってナヒクへ。 あ、正しくはナーヒクです。
土地の名前はその場所を表すことが多いので、それが知りたくなります。 ナーヒクを調べるとNāは冠詞、hikuは、Big Dipper またはthe seven とあります。 このビッグ ディッパーとは柄杓、北斗七星のことだそうです。 まさに The seven ですよね。 ナーヒクは北に向いているので、ここから大きな北斗七星が見えるのでしょうか? 見てみたくなります。

前回ハナにきた時は、ナヒク プランテーション コッテージに泊まりましたが、 その時は別の目的があって、このあたりの探索には行けず、海へと降りていく道がかなりのジャングルらしいということと、ナーヒクはジョージハリスンが住んでいた場所と聞いていたので、ここへはまた来たいと思っていました。

ジョージ ハリスン、彼がナーヒクに住んでいた頃、所有地をめぐって住民との係争がありました。
ビーチ アクセスというのがあって、個人宅やホテルなどの中に海へ出る道がある場合、誰でもが通れる通行権のことですが、それは、ビーチは誰の所有でもない、という法律が前提になっていて、とりわけ釣りをする人などにはそういう道が必要なわけです。 そのアクセスがジョージの所有地の中にあり、その道から住居までわずか20メートルほどしかなく、家を覗きにくるなどの侵入もされて、ジョージはアクセスを通行禁止にしてしまったんです。 それでジョージがそこに来る以前から住んでいたご近所さんが、その道を通らせろという訴訟を起こしたのです。 ジョージが自分自身を護ろうとするのは当然だし、プライバシーを盾に争ったようでした。 
と、ここまでの話は覚えていましたが、その後のことを今回調べてみたところ。。。 最後は内密の示談で解決したそうですが、それから数ヵ月後にジョージは愛したこのナーヒクではなく、ロサンジェルスで亡くなったのだそうです。 最期までそんな争いに巻き込まれていたなんて、かわいそうですね。。。

ナーヒク プランテーションはかつて、ゴムの木の栽培をしていたところだそう。 と言ってもよく見るサトウキビのプランテーション跡とは違い、それらしき跡は見られなかったです。 
海まで下っていくナーヒク ロードは木が生い茂る深い谷を降りて行くようで、本当にちょっとした探索気分です。 運転していて、その道の写真はないけれど、下り付いたところに、こんなところにこんなりっぱな、と思える教会がありました。 その向かいには郵便受けが立ち並んでいます。

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さて、一旦車を止めて歩いていくと、この先行き止まりのようで、あー、ここも海へは降りれないのかぁ、と少しガッカリしていたところ、教会の庭を手入れしていたおじさんが、歩いてなら行けるよ、と教えてくれました。 海まで行かれるのを確認して、さらに狭くなった道を歩き始めました。
道が細い分、さらに鬱蒼と木が迫って、柔らかな湿気が心地いいです。 そこここに咲くトロピカル フラワー、ハワイアン ウォールにびっしりとティーの木が植えてある家、好きだなぁ。 小川をのぞくと小さい滝がいくつもあります。 途中に木の橋があり、どうやらここが危なくなっているので通行止めのようでした。
行き着いたところは湾の端っこ。 ローカルのおじさん2人と一緒に白人の男の子が釣りをしているだけで、他には誰もいません。 海が静かなら降りていけそうなところを探すかもしれないけれど、この日は岩に当たって砕ける波を眺めているだけでよかったです。

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このあたり、とても”気”がいい感じがします。 何もないところで、ただ気を感じているだけ、それが好きなんだなぁ。。 パワー スポットなどと言われてなくったって、いい気を感じられるところが、ハワイにはいっぱいあります。 海を眺めたり、木を仰ぎ見たりしながら、ここでしばらくぼんやりとしていました。

いや~それにしてもホントに、ここで目の前に北斗七星が見えたら、すごいだろうなぁ
もう次回に泊まる場所のことを考えてますね。

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