
20数年前、大学4年になる春休みに、
生協が学生向けに企画した1カ月の短期ホームステイで、
カリフォルニアに滞在しました。
とっても温かく明るいホストファミリーに恵まれ、
その年の冬休みに、
また3週間ほど滞在させてもらいました。
大学4年の冬休み、普通は卒論があり、考えられないですよね。
学生4人のゼミでしたが、
なんと私の旅行に合わせて、ゼミの日程をずらしてくれました。
先生、今更ながら感謝です。
その時、初めて、アメリカの家庭のクリスマスを体験したのですが、
まるで映画の中のクリスマスそのもの。
大きなクリスマスツリーの下に置かれるプレゼントが、
日に日に増えていき、
(昨日のブログでも書きましたが)
当日は、数種類のパイを焼き、
(クリスマスケーキはなくて、パイなんですよね。)
ターキーも詰め物をして、家のオーブンで焼きます。
家々のイルミネーションも当時日本で見たことがなかったので、
とっても新鮮でした。
その時の写真をちょっと探してみたのですが、
どうも主人の実家か私の実家にあるようで…、
代わりに、当時の絵ハガキが見つかりました。(冒頭の写真)
消印は、ハワイ、HI,HONOLULUとなっています。
ハワイから絵ハガキをもらったことすら、
まったく覚えていないほど昔です。
ホストファミリーがハワイ大好き家族で、
当時、年に3回ほど訪れていると言ってましたが、
1987年の消印のハガキ、
1枚は5月のもので、
もう1枚は11月のものでした。
この11月にハワイを訪れたときに、
「メレ・カリキマカ」と書かれたマットを購入してきたみたいで、
12月に私が訪れたときに、玄関に敷いてありました。
「ハワイ語で、メリークリスマスなのよ

」って教えてもらい、
初めて、ハワイ語の存在を知りました。
当時、私自身は、ハワイを訪れたこともありませんでしたし、
ハワイの歴史や文化を何にも知らず、
アメリカの一つの州ぐらいにしか思ってなかったのです。
もちろん、20数年たって、
こんなにハワイ好きになるとは夢にも思ってなかったです。
ちなみに私の初ハワイは、結婚式でしたが、
それはこのホストファミリーに参列してもらいたかったからなんですよ。
航空券だけ握って
遠い外国へ女性一人で行くのを許してくれた親。
(当時は福井に住んでいた田舎っぺちゃんでした)
ゼミを調整して、気持ちよく行かせてくれた、
ゼミ仲間や先生。
完全ボランティアで受け入れてくれたホストファミリー。
それが、ハワイを知るきっかけとなり、
今の生活につながっているかと思うと不思議だし、
ありがたいなと思ってしまいます。
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