クリスマスまで指折り数えるまでになりました。ラジオで流れる曲は、クリスマス・ソング一色。誰もが知っているクリスマス・メロディーが街に流れます。でも、毎年何曲か新たなクリスマスソングが加わっています。数年前からラジオでよく耳にするようになった新しいクリスマスソングがあります。

クリスマスの時期になると、クリスマスを題材にしたさまざまな映画が公開されます。劇場だけでなく、テレビでは連日クリスマスの映画が放映されます。古典的名作の1946年のジェームス・ステュアートの映画「素晴らしき哉、人生」はアメリカの国民的行事のように毎年放映され、私も何度観たことでしょう。今年も例年通り24日(土)のイブの夜に放映されます。

幼い子供が亡くなる前の母親に、クリスマスイブに母親が天国で履く靴をプレゼントする実際にあった話しが1999年インターネットで紹介されました。この物語が、ソングライターの Eddie Carswell の目に止まり、「ザ・クリスマス・シューズ」と云う歌ができました。2000年11月にゴスペルを歌うニュー・ソングという人たちに歌われたこの歌は、すぐにヒットして3週連続ビルボード・アダルト・コンテンポラリー部門1位の快挙を成し遂げます。日本では、文化の違いからまだ馴染みのないクリスマス・ソングかもしれません。

Donna VanLiereが2001年秋にこの物語を小説にして出版したところ、初回印刷だけで30万部のベストセラーになります。そして2002年12月CBS-TVのクリスマスシーズンのテレビ映画として放映されました。それ以来毎年この映画が12月になると放映されています。今年も放映されていました。アメリカでは、この「ザ・クリスマス・シューズ」はクリスマス映画、クリスマスソングのスタンダードの仲間入りをしています。

心臓病で病む母親に残された時間はありません。ベッドで最期の時を待ちます。世界は楽しいクリスマスイブです。少年は、この日まで1個5セントの空き缶を集めて貯めたお金を握りしめて閉店間際のデパートに走りこみます。母親にぴったりのシューズを胸に、レジに並びます。お金が足りません。少年は泣きそうになります。少年の後ろに並んでいた男性が、日常生活の中で忘れかけていたクリスマスの本当の意味を知らされます。その男性が足らない支払いをしてあげます。

ザ・クリスマス・シューズ
それは、もうすぐクリスマスのこと
私は、その気もないのに最期のクリスマスプレゼントを買おうと列に並んでいた。
私の前には、落ち着かない表情の幼い男の子が立っていた。
少年は、一足のシューズを大切そうに抱えていた。
彼は、身なりもみすぼらしく汚れた服を着ていた。
その少年の言葉に私の耳を疑った。

「すみません、このシューズをお母さんに買ってあげたいんです。
クリスマスイブなので、お母さんにぴったりのこのシューズを買いたいんです。
急いでもらえませんか?
お母さんは長いこと病気で、お父さんは残された時間はあまりないと言っています。きっとお母さんは、このシューズを喜んでくれるでしょう。
お母さんが、今晩天国で神さまに会った時に、キレイでいてもらいたいんです」

1セントの小銭を長い時間かけて数えて店員が言った。
「坊や、お金が足りないよ」
少年は必死にポケットを探して、後ろにいる私を見上げた。
「お母さんは、ずっと自分を犠牲にして、いつも家族のためにクリスマスをしてくれました。すいません、あぁ、どうしたらいいんだろう?
どうしても、お母さんにクリスマス・シューズを買わなければいけないんです」

私は、お金を出して、少年の願いを叶えてあげた。
「お母さんはこのシューズを履いて世界一きれいになるんだ」
少年がそう言った時の嬉しそうな顔を、私は決して忘れない。

少年が礼を述べ、走り去った時
私は本当の「愛」というものを見せてもらった。
神さまは、私にクリスマスとは何かを教えるために
幼い少年を遣わせてくれた。  (迷訳:tigger)

覚えやすいメロディーと、ストーリーが目に浮かぶ歌詞がぴったりの歌です。最後のコーラスの少年の台詞「 I want her to look beautiful if Mama meets Jesus tonight 」のところを子供がコーラスすると涙腺のゆるい人は、涙せずに聞けないでしょう。週末はクリスマスイブです。今年も世界のどこかで、この歌のような物語が展開されるのでしょう。

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