
知人がやっているカイムキのイタリアンのリストランテ。場所柄、観光客が足を運ぶにはなかなか行けない場所にあります。交通量の多い交差点の角にあって、狭い駐車場にも入りずらいながら、それなりににぎわっています。
ここは、イタリアから移住してきた夫婦が10年ほど前にオープンした個人経営のレストランです。奥さんのサブリナさんにお店の商品券をいただいていたので、久しぶりに行ってきました。土曜なので前もって予約をして、ほぼ開店と同時に入店しました。
店内には小さな12のテーブルがセットされたかわいいレストランです。店内は、イタリアの写真やポスターなどで飾られています。オードリ・ヘップバーの「ローマの休日」の年代物のイタリアのポスターがなにげに壁にピンで押さえられています。
リッカーライセンスがないBYOBレストランなので、常連は好きなワインを持参します。このレストランは、ある意味で本場のイタリアン・レストランなのかもしれません。オーダーしてから、待つ時間がきっとハワイ一長〜いレストランです。最低2時間の時間が必要です。
料理はアメリカのレストランのように一度に出てきません。一品、一品時間をおいて出てきます。今回も最後のパスタの皿が出てきたのは、席に付いて1時間半を過ぎてからです。小さなテーブルなので3皿も、4皿もテーブルに載らないのが理由かもしれません。とにかく旦那さんの料理は美味しいのですが、一品、一品出てくる時間が遅いのを覚悟しなければいけません。せっかちな人はもう二度と来るものかと思うでしょう。
オーダーしたのはボンゴレ(17ドル50)、カルボナーラー、ロブスターのパスタとサブリナ・サラダ(8ドル)。パスタはもちろんアルデンテに茹でたスパゲッティです。すべてが美味しく、長く待たされるのにもかかわらず常連が訪れるのも納得できます。日本人好みの味付けでもあります。ボンゴレは、アサリと白ワインに負けないパスタの存在感が感じられます。ワインとにんにくベースのソースは格別です。皿に残ったソースをパンでキレイにすることができる美味しさです。たっぷり入ったアサリの質も良く、身の甘さを感じます。ロブスターの身を細かくほぐしてウォッカ・クリーム・ソースに絡めた特別ソースも、皿をきれいにしたいほど美味しいものでした。私の中では、ホノルル一番のイタリアンがこのサブリナです。
テーブルに付いてすぐに出されるパンも忘れれてはいけません。オリーブオイル&ワインビネガーがピッタリです。ここのパンは、カイルアのマラサダで有名なパン屋さん「
アグネス」製です。カイルアに住むサブリナ夫妻がカイムキのお店に向う前に、毎日「アグネス」で仕入れてくる美味しいパンです。美味しいデザートもいただきたかったのですが、待たされる時間を考えてしまい、場所を変えて近くのJJフレンチ・ペストリーに向いました。
美味しい料理が出せるのですから、あとはマネージメントだけです。以前よりマネージメントを再考して、テーブルの回転をよくすればもっと売り上げも上げらるとアドバイスしていますが、そこはイタリアン。何度行っても、待たされます。時間に余裕があり、せっかちでない人はどうぞ一度サブリナへ。
Sabrina's Restaurant
3036 Waialae Ave, Honolulu HI
(808) 739 – 0220
月曜定休 5:30pm – 10:00pm
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