先週、フロリダで1人のサーファーがサメに襲われ亡くなりました。もう何年も前のこと、カウアイ島沖でサーフィンをしていた少女がサメに襲われ、左腕を根元から食いちぎられるという痛ましいニュースが世界を驚かせました。もちろん、地元ハワイでは当時大きな話題になり連日ニュースで報道されました。

2003年10月、プロサーファーを目指す13歳の少女ベサニー・ハミルトンの人生に訪れた悲劇に誰もが同情しました。奇跡的に一命をとりとめた彼女は、周囲の予想を裏切り、事故のわずか1か月後にサーフィンを再開し、その数ケ月後にはトーナメントで5位入賞という劇的な復活を果たしました。

この奇跡と生還は、ハワイの自然のなかで友人に囲まれ、みなに愛されて育ったベサニーの素直な人柄と家族の強い絆によるものです。全米メディアは、その奇跡を大きく報じ、話題を呼び、すぐにドキュメンタリー映画が作られました。そして今、彼女の映画が今月2日からハワイで撮影されています。父親役にデニス・クウェイド、母親役はヘレン・ハント、相当たる配役です。先月は、ノースショアのタートルベイのホテルでサーファーのオーディションがありました。

現在、若干19歳にも関わらず、 世界中の障害を持つ子供達の為に、 積極的にチャリティ活動を行い、 世界中の人に感動を与えています。そして、今度は映画を通じて、彼女のメッセージが世界の人に伝えられようとしています。

彼女の有名な言葉に、 「誰かが希望を見出す手助けができるなら、 私が腕を失った価値はあったと思う」 と云うのがあります。彼女には宗教があり、信じる強い信念があります。「どん底」を「チャンス」として捉えるすばらしい発想ができる魔法の力を持っています。
        
「逆境が良い結果を生むことができると知った。だから、すべては、神さまが最初から私に与えていたプランだと思う・・・神さまが、今起きている出来事を知っていて、悪から善を生み出すと信じているのだ。誰かが希望を見出す手助けができるなら、腕を失った価値はあったと思う・・・」 10代の少女の言葉とは信じがたい。まさに、神さまが彼女を通して伝えられるメッセージだと思うのは私一人だけではないでしょう。



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