ロイヤルハワイアン・ホテルのココナッツ・グローブの端にある地味なお店「NEWT(ニュート)」。メインロビーの海までのホールのショウーウンドウには、天皇・皇后陛下の新婚旅行のお写真があります。天皇の手にはパナマハット。

クリスマスプレゼントに「NEWT(ニュート)」のアロハシャツをもらって、このお店に興味を持ちました。ここはパナマハットをはじめ、レトロプリントのクラシック・アロハシャツ、トロピカルシャツや上品な小物を揃ろえています。でも、このお店の特徴はなんと言ってもパナマハットです。

世界中の指導者、ハリウッドの俳優、その他有名人たちにかぶられ、パナマハットは優雅な、ぜいたく品、洗練された品として知られています。「ニュート」はパナマハットの最高級品「モンテクリスティ・ハット」を扱っています。エクアドルの小さな町、モンテクリストに住む高度な技術を持つ職人たちによって編まれたパナマハットがここにあります。

このお店にはあるパナマハットは最低でも500ドルします。レジの背後にあるこのお店の最高級品の値段を聞いて驚きました。11000ドルです。一ケタ間違いではないかと聞き返しました。100万円のパナマハットは、500ドルのものとは見た目から違います。網目の細かさが違います。ほとんど網目がわかりません。触れるとシルクのような、柔らかな肌ざわり。藁の作品とは思えません。芸術品です。これが世界最高級品のパナマハットで、このクラスのパナマハットはそんなにも多くは造れないそうです。触らせてもらった11000ドルのハットのエクラドルの製作者は、もうこの世にいないそうです。

店内には「風とともに去りぬ」のクラーク・ゲーブル、「ペーパームーン」のライアン・オニールの写真があります。1940年から50年のハリウッド黄金時代の役者はみなパナマハットを被っていました。ジョニー・デップも先の映画「パブリック・エネミーズ」でパナマハットを被っていました。昨年の11月には映画007のピアース・ブロスナンが、このロイヤルハワイアン・ホテルのお店でパナマハットを買ったそうです。

また、このお店にあるアロハシャツはお勧めです。高級品を扱うお店だけにアロハシャツの品質も違います。ココナッツのボタンは当然ですが、作りがとても丁寧です。型崩れしません。一生ものとして着用できます。値段も75ドルとお買い得になっています。このお店でしか手に入らないアロハシャツは、メイシーズなどで量販されるアロハとは違って当然です。

以前は、ヒルトン・ビレッジにもお店を構えていました「ニュート」ですが、今はロイヤルハワイアン・ホテル店だけです。ヒルトンのお店では、値引きを要求するお客さんがいたそうですが、さすがにこのロイヤルハワイアン・ホテルでは、ほとんどが値札を見ないで購入する人が多いそうです。なるほど・・・



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