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カテゴリー:マウイ島

マウイ島ハナのスリフトストア



ハナ村の目抜き通りに入る前に、どうも道を間違えたようです。

道を間違えたのは、分かれ道にあったこのサインを見てお店をのぞいたからです。こんな小さな1800人あまりのハナの村にもスリフトストアがあります。ハナ村の腎臓透析センターを維持するためボランティア活動の一つとして、村の住民が使わないものを持ち寄ってスリフトストアをオープンしているようです。

お店のガレージをには古着&古本を始めさまざまな物で溢れています。時間の進みが遅いハナのスリフトストアには、古いものばかりあるのかと思いましたが、人の日常生活のお古はホノルルとあまり変わりません。ゴルフのクラブが雨ざらしになってさび付いていました。

製品に値段は付いていません。ガレージの入り口のサインには、「支払いは気持でイイ」なんてあります。何か自分が購入できない物はないかとそれなりに探しましたが、ほとんどが私も必要としないものばかりです。やっとハナの記念にと思う物を見つけることができました。お土産屋さんでも手に入らないローカルのTシャツです。ハワイの空と海を連想させる青です。ハナ・25回マウンテンボール・トーナメントの記念Tシャツでした。自分ではあまり着ない色合いですが程度もよく、この日の記念にお店のおばさんに数ドルを渡しました。

またハナの村を訪れることがあれば、再度このスリフトストアに立ち寄ることになるでしょう。次回はどんな物が見つかるのでしょうか。











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マウイ島ハナのたった一つのレストラン



ハナの丘陵地一帯に牧場が広がっています。広大なゆるやかな斜面の牧草地では放牧された牛がのんびり牧草を食べています。丘の上には、サンフランシスコの実業家、ハナ牧場の初代所有者ポール・フェイガンを記念して建てられた大きな十字架が、まるでハナの村を見守っているようにみえます。

マウイ島で、唯一時間が止まっているように感じるハナ。サトウキビのプランテーション全盛時代には3500人以上もいた人口も今では半減して、そのほとんどがハナ牧場とホテル・ハナ・マウイ関係の仕事についているそうです。ハナを訪れるとそれがよくわかります。今のハナ村は、このポール・フェイガンが起こした牧場とホテル・ハナ・マウイで成り立っているようにみえます。

そのハナの小高い丘に、ハナ牧場(ランチ)が経営するレストランがあります。すぐ近くにホテル・ハナ・マウイ内にもレストランがありますが、ハナの村に存在するシルバーウェアとナプキンがテーブルにセットされた唯一のレストランがハナ・ランチ・レストランです。

ハナで落ち着いてランチを取ろうとしたら、ここは外せません。このレストランの厨房では、併設されたテイクアウトのメニューの料理も作られています。でも、涼しい風を感じながらゆっくり食事をするならレストラン内で食事することがお勧めです。

ホテル・ハナ・マウイとハナ・ランチのレストランは、人気レストラン「ロンギーズ」が経営をしていますので、決して田舎料理ではありません。それなりの料理がいただけます。

ちょうど週末のお昼時でしたが、お客さんの入りはあまりなく、6人掛けのテーブルで目の前にハナの海を見ながら、チーズバーガー(13ドル)をいただきました。100%マウイ牛のハンバーガーは、早朝にオアフを出て、ハナへの長いドライブでお腹が空いていたのか、最近にない美味しいハンバーガーでした。このレストランの目玉だけあります。

ゆっくりした時間を、このレストランでも過ごすことができました。何もないハナの村で食べた素朴なハンバーガーは私の中では忘れられない美味しいハンバーガーとしてずっと記憶に残るでしょう。






ヤミー、ヤミー!

ハセガワ・ジェネラル・ストア








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ホテル・ハナ・マウイ



「マウイ島の緑豊かな東部海岸、花高速道路の終わりでは、伝説的なホテルハナマウイと贅沢なホヌアスパです。ここでは、静かな生活のように、真のハワイのゆったりとアメニティのブレンドされ、有名なハワイの文化遺産と自然の美しさを反映します。魅力的なマウイ島のリゾートで、ホテルハナマウイと経験を昔のままの静寂自分自身を見つける。」ーホテル・ホームページ(日本語版)より

先日のマウイ島ハナにあるハセガワ・ジェネラル・ストアの並びにある、ホテル・ハナ・マウイ。ハナは1927年にカフルイからの道ができるまでは、マウイ島でも陸の孤島になっていました。1946年に6室から始まった小さなホテルが、今は日比谷公園の1.5倍という広大な敷地に客室となるコテージがわずかに93室の隠れ家的ホテルとして何世代にもわたり親しまれてきました。アメリカ人の平均滞在日数は2週間。テレビもラジオも何もないこのホテルで何もしないのが本当のリゾート?日本人の感覚では考えられません。

アメリカ人に人気がある有名なリゾート・ホテルですので、ホームページも立派です。世界に利用者がいて、表記も英語、フランス語、ドイツ語、日本語、スペイン語でも閲覧することができます。日本語を見てみて、びっくり。きっと英文を簡易翻訳ソフトを使って日本語にしたのでしょう。上記のような難解な日本語になっています。ハナが花になっています。どうも日本人のチェックが入っていないようです。フロントで一度日本人のチェックを受けた方がいいとアドバイスしましたが、未だに直されていないようです。ゆっくりした時間の流れるハナならば許されるのでしょう。

ホテル・ハナ・マウイは年初に、メインランドの会社に売却され、3月に一時閉鎖されていました。すでに何回もオーナーが変わっています。私が訪れた週末も、ひと気がなく、閑散としていました。人で溢れるワイキキのビーチフロントのホテルも悪くありませんが、たまにはこんなホテルもいいでしょう。何もしない贅沢。でも、何もないホテルでは、私たち日本人はせいぜい2泊3日が限度でしょうか?

















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マウイのサングラス



あまり気にも留めていなかった、歯医者の待合室に置いてあった雑誌の広告ページに目が行きました。

雑誌は6月にカリフォルニアの世界でも屈指の名門ペブル・ビーチ・ゴルフリンクスで開催されたUSオープン・ゴルフの特集誌。ペブル・ビーチ・ゴルフ場ではプレーしたことはありませんが、カリフォルニアにいた頃一度訪れたことがあるゴルフ場です。その雑誌にマウイ・ジムのサングラスの広告が1ページにわたり大きく掲載されていました。マウイ島にある、ただのローカルのサングラスかと思っていたのが大間違いです。

ワイキキビーチを歩いてみると、ビーチのキオスク(売店)でマウイジムのサングラスが販売されています。ビーチで売れるのかと思ったりしますが、それなりに売れているようです。

サングラスのマウイ・ジムはハワイでデザインされ、フレーム・レンズは日本で造られているようです。このサングラスは日本製なのですが、なぜか日本国内では一切販売されていない不思議なサングラスです。フレームは福井県の鯖江市で造られ、レンズはニコン製のようです。

マウイ・ジムのサングラスは偏光レンズで、乱反射した光を遮断するので、目にやさしいそうです。普通のレンズでは、水面がキラキラ光っているのが見えます。偏光レンズでは 水面がキラキラしないので、裸眼では見えない海の中を泳いでいるホヌ(海ガメ)も見えるらしいのです。

裸眼では見えないリーフなどがしっかり見ることができるので、ダイバーなど海のコンディションを見たり、潜る場所をピンポイントで探したりする人には、その威力を発揮するサングラスです。水中を覗き、泳ぐ魚を見ながらの釣りもできます。

高い品質の日本製なので、お値段もそれなりにします。サングラスといえば、レイバンが一番かと思っていました。私も、浜田省吾気取りにレイバンのウェイ・ファーラーを長年使用していましたが、マウイ・ジムもよさそうです。マウイ・ジムのサングラスは、ハイビスカス、ホヌ、タートルベイ、マカハ、サンディビーチなど品番以外にハワイの地名であったり、ハワイにまつわる名前が付いています。

ハワイが誇るサングラスが世界11カ国でビジネスを展開しています。世界で認められているハワイのサングラスが日本製なのはうれしい気がしますが、少し複雑な気持です。









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マウイ島ハナの長谷川百貨店



♪「ワイキキから遠く離れたマウイ島には、ハナと呼ばれるそれは天国のような所があります。そして、そのハナを訪れたら、必ずハセガワ・ジェネラル・ストアを見てみなければなりません。お店の入り口を入っていくとびっくりします。そこは、すばらしい品揃えで何でも手に入ります」♪

これは、1963年に作られたポール・ウェストンの「ハセガワ・ジェネラル・ストア」の歌の出だしです。面白いことに、どのガイドブックを見てもこの歌の出だしの3小節に似た説明があります。

そんなわけで、私もハナを訪れハセガワさんに行ってみました。ハナで暮らすおよそ1855人(2000年)の住人にはなくてはならないお店だということは、店内に入ってみるとよくわかります。生鮮食料品を始め、およそ生活に必要な物は何でもそろっています。店内にはATM(現金自動支払機)まであります。

店名からも判るように、日系人のお店です。1910年、ちょうど100年前に広島から移住した2人の兄弟、長谷川ショウイチさん&サブローさんが、砂糖きびプランテーションで働く日本人のために始めたお店です。20年前に火災にあい、オリジナルのお店ではありませんが、地元の強い要望によって、1年以内に古い映画館の建物を借りてお店が再開されたものです。

私が小さかった頃、昭和の30年代から40年代にかけて、日本の田舎に行くと必ず1店はこんなお店がありました。なかには埃がかかった製品や賞味期限が気になるものもあったりしますが、その町にはなくてはならないお店が日本にもかつてありました。ハセガワジェネラルストアは、そんなお店で、時計が止まってしまった錯覚を感じさせる空間があります。時間の進む速さが半分なのでしょう。この空間は50年前の1960年だと言われても違和感を感じません。

このハナの町は時間がゆっくり流れているようです。インターネットが当たり前の時代に、このお店の入り口はハナのコミュニティの掲示板に利用されているようです。ハナで暮らすには、なくてはならないハセガワ・ジェネラル・ストアです。どの旅行ガイドブックにも掲載され、ハナを訪れる人の観光スポットの一つにもなっています。

さび付いたトタン屋根に色あせた壁板に郷愁を感じるのは、私一人ではないようです。

♪ On the island of Maui
Far from Waikiki
There's a place called Hana
That is heavenly

And when you go there
You've got to see
The Hasegawa General Store

As you walk through the doorway
What a great surprise
There's a wonderful
Variety of merchandise ♪

ハナへの600以上のカーブの続く小道を「ハセガワ・ジェネラル・ストア」までドライブした動画があります。「ハセガワ・ジェネラル・ストア」までの4分51秒のドライブをどうぞ!(動画最期の建物はマウイ牧場のレストランです。レストランの記事はは、また近いうちにアップします)










長谷川家の紋が入った野球帽







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ジョージが愛したマウイ島ハナ



先週にビートルズのジョージ・ハリスンのウクレレを紹介しました。マウイ島といえば、誰もが大抵はラハイナを目指しますが、週末を利用してジョージの愛したハナ・ナヒクに行ってきました。

マウイ島は、ハリウッドのセレブリティが別荘を構えるセレブの島でもあります。トークショウのオプラ・ウィンフリーもマウイ島ハナに広大な別荘地を持っています。

ジョージは生前、世界のリゾート地に別荘を持っていました。オーストラリア・ハミルトン島、セイシェル・マヘ島、マウイ島ハナなど。中でもマウイ島のハナはジョージのお気に入りだったようです。ジョージが住んでいた別荘があるハナのナヒクは、思ったとおりの別世界でした。こんな所に人が住んでいるのかと思わせるあるトロピカル・ジャングルの中、ここにはワイキキの喧騒もビーチも高層ホテルもありません。

ハナへの有名な30マイルに渡る曲がりくねった細い道は、これでもかとカーブが果てしなく続き、気が抜けません。ドライブ途中、強いスコールにも会い緊張したドライブが続きます。マウイ島の東海岸は雨が多く、トロピカルな植物が繁茂し、昔ながらの豊かな自然が手が付けられず保存されています。36号線をワイルア渓谷を過ぎて、本線を外れ車一台がやっと通れる小道を入っていきます。ハナの町自体大きくありませんが、ナヒクはほとんど人が住まないところです。

ナヒクの小道を入り少しすると、そこは音のない世界でした。カーラジオは、とっくの昔に電波が届かなくなっています。小道を被うように両側から迫るジャングルの木々。自然のトロピカル・フラワーが咲き乱れています。風の音、木々の葉が擦れる音、そして時々聞こえる小鳥のさえずり。それ以外の音が聞こえてきません。自分が声を発するのも、躊躇われる空間です。

さらに進んでいくと、こんな所に人が住むのかと思う所に、何軒かの民家があります。そしてさらに奥に行った63エーカーがジョージの別荘地です。63エーカーとは、一辺が1km四方以上の大きさです。トロピカルジャングルに隠れて、もちろん建物は見えません。静かな時は、まるで世界の時計が止まったかのような錯覚を覚えさせます。ジョージの魂に触れた瞬間でした。

ビートルズのメンバーの中でもとりわけ哲学的で、神を意識していたジョージ。「オール・シングス・マスト・パス」(All things must pass )」はまさに、仏教の「無常」を表しています。この世には常は無い、永遠な物は何も無い。すべて物はいずれ無くなってしまう。物質社会にうんざりして、心の安らぎを求めていたジョージ。

58歳と若くして亡くなったジョージの唯一の心残りは、このハナの何も無いナヒクのベッドの上で最期を迎えることができなかったことでしょう。いつの日か、ハナの夜空に浮かぶ月を見てジョージが作った「ヒア・カムズ・ザ・ムーン(Here Comes the Moon)」を聴きながら、天国のような美しいハナで月を見てみたいと思います。













ジョージの最高傑作として評価の高い1979年のアルバム「ジョージ・ハリスン(慈愛の輝き)」があります。そのアルバムの何曲かが、このナヒクで産まれました。「ソフト・ハーテッド・ハナ(Soft-Hearted Hana)」のイントロは、ハナのレストランで録音された群衆のざわめきが入っています。空耳でしょうか?日本語の女性の「いらっしゃいませ、こんばんわ、どうもお疲れでした」が聞こえてきます。



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マウイ島ハナまでドライブ



マウイ島の東部にハナという町があります。Heavely Hana ハワイでも「天国のような」と形容されるのは、ここマウイ島のハナの町だけです。

学生の頃ギターで弾いていた「ヒア・カムズ・ザ・サン」を最近ウクレレでも弾くようになって、急にジョージの魂に惹かれるようになりました。今回のドライブの目的は、ジョージの魂に触れること。ハナのナヒクにある別荘を最後の死に場所に選び、その途中容態が悪化し、ロサンゼルスで最後を遂げたとされるビートルズのジョージ・ハリスンの愛した地を訪ねることにしました。

ホノルル空港を6:34発のハワイアン航空に乗り込みます。空港でレンタカーを借りて、これから52マイル(約83Km)のドライブです。まずは、カフルイからすぐのパイアのミニストップでドリンクやスナックを手に入れ、長いドライブに備えます。

途中の道は30マイルに渡る600以上の急カーブが連続する緊張感を要するドライブになります。中には車一台がやっと通れる橋をいくつも渡らなければなりません。崖に沿って続く細い道の所々に、事故現場なのかお花やレイが供えられている路肩もあります。「事故に遭わず生きて帰ってきたハナへの道」なんて云うお土産のTシャツがあるくらいです。日本のドライブに慣れた人は、センターラインのない道で対向車とすれ違う場合に注意が必要です。決して左に車を寄せないように。

アフリカン・チューリップのオレンジ色がよく映えるトロピカル・ジャングルを抜って行くと、突然スコールが訪れます。そして、メインの道をそれて車一台がやっと通れる道を進んでいくと、そこは静寂のまさにHeavely Hana 天国のような空間が存在しました。  つづく





















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