出雲大社への散歩の途中でずっと気になっていた、チャイナタウンのカルチャルプラザのヌアヌ川沿いにある日本食レストラン「一二三(ひふみ)」。

この店構えを見ると、このお店が週末の新聞のグルメガイドに、毎週宣伝広告を出しているのが不思議でなりません。広告費もこの時勢ばかにならないでしょう。店構えは写真のように、お店の顔である入り口の看板が朽ちかけています。潰れたお店のようです。中をのぞいても人の気配がしません。でも営業中のサインが出ています。
先に紹介したクーポン・ブックにもこのお店がありました。近所なので、「一つ頼んで一つタダ」と云うクーポンを持って、ディナーに冒険してみました。店内に入ると、そこは30年ほどタイムスリップした空間があり、人が一人もいません。レストランというより食堂が似合います。声を掛けると、これまた今の時代の人と思えない中国系のおばちゃんの給仕さんが奥から出てきました。

たった2人の客には広すぎるレストラン。夕刻になると、この辺りは極端に人が少なくなるヌアヌ川沿い。メニューには、ウナ丼もあります。冷やしウナギとはどんなものでしょう。食べる物までは冒険できませんでした。無難な天ぷら定食を選んでみました。奥のキッチンから、オーダーを伝える中国語が聞こえてきます。中国系のおじさんがキッチンにいるようです。入り口の新聞の切抜きには、日系のおばあちゃんが始めたレストランのような記事を見かけましたが、あのあばあちゃんはどうされたのでしょう?

天ぷら定食は、具の入っていないお味噌汁と一緒に出てきました。もちろん、出していただいたものは、ちゃんと完食しました。値段はメニューのどれも10ドルしません。カツ丼が5ドル25セント。日本の昭和の大衆食堂を彷彿させる空間です。終わりがけ、3人ほどの東洋系の年配のお客さんが入ってきました。人が入っていないのは、夕刻の早い時間だからでしょうか?

それにしても、私がいつのぞいてもほとんどお客さんが入っていません。どうやって、毎週新聞広告を載せるのか不思議でなりません。ハワイ出雲大社参りの帰りに、タイムスリップできる「一二三」で冒険してみませんか?



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