今日は静かなサンクスギビングの休日。サンクスギビングになると必ず思い出す30年前の初めてのサンクスギビング。

初めてのサンクスギビングの週末は、シカゴ郊外のルームメイトの家で過ごした。2ドアのフォード・マスタングで迎えに来てくれたルームメイトのマイクが、ひどく大人に見えた。ターキー、グレービー、クランベリーはすべて、 マイクの家の温かいダイニングを思い出させてくれる。

やさしいお父さんとお母さんに迎えられ、初めて食べたサンクスギビング・ディナーは特別おいしかった。ディナー前のマイクの感謝のお祈りに、彼が大きく見えた。木枯らしが吹く寒いシカゴ郊外。アメリカ中西部の典型的な家庭がそこにあった。セントラル・ヒーティングの室内は、ディナーのにおいが漂い、温かった。曇るガラスを拭いて裏庭を覗くと、落ち葉がキレイだった。

日が暮れて、二人で近くのボーリング場に行った。マイクはマイボールを持っていた。大学でボーリングのクラスを取っていた私も、そこそこのスコアだった。何の憂いもない楽しい時間だった。

1979年の初めてのサンクスギビングは、一生忘れられない一日になった。暖かいハワイでは経験できない木枯らしの吹くサンクスギビングだった。