話題としては、もう古くなってしまいましたが、忘れないうちにホノルルマラソンについて書留めておきます。

先回に続き、スタート時間にはしっかり雨が落ちてきて、寒いスタートとなりましたが、日が明ける頃には天気もよくなっていました。

今回も身近な知人が何人かエントリーしました。私は、12月13日(日)5時に起き、自宅から歩いて5分ほどのダウンタウンの折り返し地点で、ランナーのみなさんを応援しました。先導する自転車隊に続き、車椅子ランナー、アフリカ先頭隊とぞくぞくランナーが目の前を駆け抜けていきます。

今回は、人が少ないと思ったら、やはり先回より5千人も少ない参加者の23,231人です。景気の落ち込みがやはり影響したのでしょうか。この時期に航空運賃を購入した日本からの参加者は、航空運賃に加算されるサーチャージを最高の3万以上を払っているはずです。4月から2千円になるそうですが、原油価格の下落からすれば、サーチャージは必要ないと思います。

今回の日本人の参加者は、23,231人中、14,409人で62%を占めます。日本では、芸能人に注目が集まりますが、参加者の数だけ、それぞれの熱いドラマが展開されます。

脳性麻痺として生まれ、17歳で記憶障害となりながらいくつもの壁を乗り越え、今回10キロにエントリーした22歳の日本女性。彼女の足は、どのランナーより曲がっていた。ゆっくり歩くのが精一杯。1キロ走るのに30分かかり、暗闇のスタートが、朝が明け、車も走り始める。コースの看板も片付けられ、3キロ以降の看板は見られない。曲がった足の女の子が声を出しながら一生懸命走る姿は、多くの人の胸を熱くさせた。フルマラソンを完走した人が応援したり、道行く人が拍手して声をかけてくれる。白人のおばあちゃんは泣きながら応援していた。彼女は、4時間半でゴールのテープを切った。

肝臓ガンで、余命宣告された46歳の日本男性。両股関節の難病を併発し、歩くのもままならない。20キロを9時間、スタートして19時間43分後にゴール。ゴールした時は、日付が変わっていた。

ランナーの中でも、一際目立つランナーがいた。両足に義足を装着し、両手で杖をつくランナー。島袋勉さん。2004年から毎年参加。初年度は13時間かかったのが、何度も義足を脱ぎ、苦しみながらも今回は8時間20分の記録。

今回も、9,000人のボランティアと共にたくさんの感動をいただきました。