先週に続き今日も花見に行ってきました。ハワイのサクラは今三分咲きといったところでしょう。

オアフ島のヘソ、真ん中に位置する町ワヒアワ。 この辺りの赤土がパイナップルの栽培に適し、パイナップル畑が誕生します。20世紀にパイナップル産業が盛んになると、「パイナップルの町」と呼ばれるようになりました。

パイナップル産業が盛んな頃は、日本からの移民の多い町でした。人口1万7千人の小さな町の中心を走る目抜き通りカリフォルニア・アベニュー沿いには、多くの日系人が住んでいた証(あかし)が今も残っています。

沖縄から持ち込まれた日本を象徴する「さくら」の木がワヒアワには何本もあります。標高287mのワヒアワは冬は比較的涼しくなり、「さくら」が育つ環境があります。ワイキキからパイナップルのドールプランテーションに行くと、空気がひんやりするのを感じます。

日本ではソメイヨシノが一般的ですが、ハワイのサクラは温暖な台湾、沖縄や奄美で見られる寒緋(かんひ)サクラです。ワヒアワ本願寺にある10本ほどのサクラも先週から咲き始めました。ワヒアワ本願寺では、今日「25回さくら祭り」が開催されました。来週末2月2日には、ワヒアワ曹洞宗竜泉寺から花見のトローリーが出ます。

今朝8時過ぎにカリフォルニア・アベニューを行き止まりまでゆっくり車を進めてみました。民家の庭に、お寺の境内に、学校の沿道沿いにサクラが咲き始めました。朝露に濡れた花びらが朝日に眩しそうです。今朝は、日本の春先を思わせる少しヒンヤリする朝でした。オアフ島の高地ワヒアワでサクラが育つのは、このヒンヤリする温度があるからでしょう。

釣り鐘状に下を向いて咲く花が特徴の寒緋(かんひ)サクラは、日本各地で見られるソメイヨシノとは少し違っています。日本のような息を飲むようなサクラ吹雪は残念ながらハワイでは見られません。ハワイのサクラの花は散りません。花びらが個々に散るのではなく、丸ごと落ちます。椿やプルメリアのように花がそのまま落ちます。

ハワイではこれからの1週間が花見の季節になりそうです。来週は満開のサクラが見られるのでしょう。来週、またカリフォルニア・アベニューのサクラの花見に出かけてみようと思います。

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