いやぁ〜、、、えろぉ〜すんましぇん。ホノマラで跳ばせんかったもんで、ついついブログで飛ばしてもうた。

 参加された方、サポートの方、日本からも応援してくださった皆様、本当にお疲れ様でございました。

 最後のホノマラネタ、入りまっせ!ホノルルマラソン回顧録?・・・人生何事も経験や!(26マイルちょっとの旅)

今回は長いっすよ、心してご拝読戴きましたら幸甚に存知ます。



 祭りの前夜、いつもは夜すぐ眠れる男がわくわくして寝付けず、結局酒をあおり寝床に着いたのは11時半。



 2時半起床!事前知識で炭水化物が良いと聞いていたので、目覚めにラーメンライス!スタミナバッチシでコスチュームを羽織りラジオ体操。4時自宅出発。ゆっくり歩いて4時30分頃スタート地点周辺に到着。



①スタート:



 みんな一斉に駆け出すのかと思いきや、スタート時の花火をデジカメで撮りだし、じんわりと進みだす。スタートのラインを通過するまで数分掛かる。



 ワードセンターを過ぎたあたりで、岡田X(小走り系)に遭遇。その直後、あっと気がついたんだけどミセススーパーサイズ(マジ走り系)も『あっ、、、』と言いながら遥かかなたに消えていく。



 確かダウンタウンにビールを飲ませるところがあるらしい、という事前情報を得ていたので探しながら走っていたら、それらしいのを発見!というか通り過ぎ てから発見したので後戻り出来ずに断念。パブっぽいお店の横にサンタが居て数人が飲んでいたような気がしたけど、そこかな?



 あぁあ、と思いながらダイヤモンドヘッド方面に方向を変えると綺麗なイルミネーションが(写真撮ったけど何にも映ってなかった)、クリスマスの雰囲気を 味わいながらカピオラニに入ると何だか賑やかな声援が、、、おっ、牛角カピオラニ店のみんなだ!これは有難い、と思いながら通り過ぎると何やらビールの文 字が目に入った。『イカン、通り過ぎてしもうた!』



 あぁあ、と思いながらピイコイストリートに入るとまたもや声援が!おっ、一力(イチリキ)のみんなだ!あれ?ビールって書いてあるような、、、でもこの時は既に走りモードであった。



 ピイコイをアラモアナに出る前にモーハの垂れ幕の様な物を見た気がするが気のせいだったかなぁ、、、。



 うっ、ここにきてトイレに行きたくなってきた。と思ったらアラモアナビーチパークに仮設トイレが、、、おぉっ大行列やん!(思考回路作動中)ここでの約20分のロスは大きいなぁ、、、次のトイレまで我慢できるかも、、、。



 気持ちを切り替えてプリンス横を通過しようとしていたら、『スティーブさん!』と呼ぶ声が、、、おっムナゾーさん(早歩き系)で はないか!『あれ?島に行ってたのでは?』『いや帰ってきたら出る羽目になっていて、、、私、マイペースで行きますから、、、』との事だったので、ん じゃぁお先に!と別れてイリカイ&ヒルトンを通過したところで、あっ、俺んちだ!と思った瞬間にまた催してきたので(というか次のトイレがどこか分からん かったので)一時帰宅。

 

 すっきりと身軽になって前線に戻り、ワイキキ通過。早朝とは言え多くの方が声援を送ってくれていた。



 そろそろ息が上がって来たかな、もちっと深く息を吸い込み酸素吸入だ!と思った時に動物園横を通過、、、朝からいい香りでちょっとムセ気味になった。



②ダイヤモンドヘッドの上り坂(約8マイル地点):



 スタート時に思ったけど、みんな思い思いの気持ちを背中に書きとめている。いろんな人の背中を読んでいると結構面白い。ちょっとぼけちゃったけど、この 黄色の彼の背中には『恋人募集中!興味のある方はこちらにご連絡を』と電話番号付きで書いてあった。こんなんで人生のパートナーが見つかるのであれば、み んなフルマラソン走っちゃうんだろうなぁ、、、。いや、彼にとっては切実な問題なのかもしれない、頑張ってほしい。



 何て考えているうちに5個あるうちのマンゴーを一つ紛失!あれ?いつの間に落としたのか、誰かに取られたのか、全く気がつかなかった。参加者約3万人、 みんなに踏まれちゃっているのかなぁ、誰か好きな人が拾ってくれてれば良いんだけど、、、。と捨て猫をした直後の気分になりながら前へ進む。(実際に猫を 捨てたことはありませんけど)



③ダイヤモンドヘッドを回りこみ住宅街へ(9マイルを過ぎた地点): 



 ご来光を拝みながら住宅街へ向かう下り道、遥か彼方までランナーで埋め尽くされている。『すっげぇ!こんなにたくさんの人がこんなところに集まっている なんて、映画やドラマのネタとして撮影しとけばそのうち何か使えそうだなぁ、、、』とわけの分からんことを考えながら、ハイウエイにでる。(結局は私のブ ログのネタ止まりですね)



④ハイウエイをひたすら進む(13マイル地点):



 みんなの影もまだ長い、アサヒと爽やかな風を正面から浴びながら『さぁ、もうすぐで半分終了だぁ!』と思いきや、既に帰ってくる人がたくさん居る。『おいおい、どうなってんだぁ』



 ハワイカイを折り返してまたハイウエイに戻り、『暫くはまた単調な景色だなぁ、、、』と思っていたら『マンゴーさぁん!』との掛け声、エッと思って見回したら何とシンゴ42.195(スキップ系)ではないか!お互いにエールを交換しながらすれ違う。



⑤まだまだハイウエイ(19マイル地点):



 『30Kで4時間半、という事はこのペースでいけると10Kで1時間半計算なので、40Kでは6時間。前半は結構休んだり家に帰ったりしているから、も ちっとペースをあげたら6時間切りも夢ではねぇなぁ、、、』まさしく、私のブログの左側に書いてある【人生勝ったと思った瞬間に貴方は負けている、、、】 の瞬間であった。



 ちょっと色気を出してペースをあげていたら、電話が鳴り出した。『はいっ、内田でございます』、『お宅の管理物件を見たいんだけど、、、』げっ、仕事の 電話だ!ちょっとペースをあげていたので左に寄ってゆっくり話そうと思い方向転換をした瞬間に、右ひざがミシッと音を立てた。周囲のランナーに迷惑になら ないよう避けながら道路脇により『ちょっとマラソン中なのでうちのボスに電話をして下さらないでしょうか?』、『えっ、もうマラソンは終わっている時間で はないのか?』、、、だって、アメリカンジョークはたまにきつ過ぎる時もある。



 それにしても、右足が上がらなくなってきた。さっきどこかひねったのかなぁ、、、。こういう時はみんなの優しい声が脳裏を巡る『無理しちゃぁいけない よぉ、、、ゴール出来れば良いんだからぁ、、、参加するだけで凄いで!』そうだよね、、、うんうん。だって明日から仕事が出来ない体になると困っちゃうし なぁ。【突然自分に甘くなったりする】



⑥まだまだハイウエイ(20マイル地点):



 タイムは4時間59分、さっきのところから30分経過、1マイル30分計算だ。残り6マイルチョット、単純計算で3時間は掛かる。えっ、ということは ゴール時の記録は8時間???あれ?確か歩いても8時間って言ってたような、、、?この1マイルの間相当自分にアマアマだったらしい。



 そんな事ではイカン!6時間は無理でもせめて7時間はきりたい!というか1時間でも早くビールを飲みたい!!!



 と走る回数をちょっと増やしたりしてみてまた歩く。周囲を見回すと俺より重そうな人たち(失礼)からガンガン抜いていかれる『足痛くないのかなぁ、、、 みんな偉いなぁ』と思っていたら、左からぶつかってくる親父が、『何だぁよろけたのかなぁ』と思っていたらもう一度タックルが来た!『おぉっ、曹長(フラフラ系)ではないですか?』



 どうやら両足やられたらしい。こうなると俺も弱い人間やね、『いやぁ、俺も右足をやられてもう、ちょっと走れんかも、、、』



 と、お互いの傷をなめあいながらカハラ地区をウォーキング。『儲かりまっかぁ、、、』『ぼちぼちでんなぁ』等と人生を語りながら歩いていたが、あれ?こ の調子ではやっぱり7時間を越してしまう、、、。と改心し『曹長、やっぱ俺もうちっと気張ってみますわ!』と見捨ててまた走り出す。



⑦最後の登り・ダイヤモンドヘッド(25マイルちょっと先地点):



 40K、6時間21分、残り2.195キロ。普通に走ればなんて事はない距離、でも果たしてこの足で辿り着けるのだろうか?ここまで来たんだからもちっと頑張ってみよう。



 周囲の応援の掛け声も力が入りだしている、『あと2キロだ、頑張れ!』有難い、我々ランナーの為にずっと声を張り上げてくれている、暫く走ると『あと2 キロだ、諦めるなぁ!』、また暫く走ると『あと2キロでビールが飲めるわよぉ!』、、、おいおい何で2キロが減らないんねん!!!恐らく彼らはお客様を見 つける度に移動しながら応援をしている、たぶん最初は2キロ地点に居たんだろうなぁ、、、。



 ダイヤモンドヘッドを背にし、カピオラニパークが見えてきた、、、と思ったら『マンゴーさん!』と呼ぶ声が、、、。あっモーハのリエ(爽やか系)さん だ!『もうすぐゴールよ、頑張ってぇ(パシャリ)』と撮って頂いたのがこのトップ画像。本人は走っているつもりだったがどう観ても歩いている、、、。

 

⑧ゴールだ!



 そういえば、マラソンの数日前に撮った写真には垂れ幕がなかったなぁ、、、。などと感慨に浸る余裕はこの時は既に無かった。何故ならば、今迄歩いていた 周りのみんなが一斉に走り出したのである。『そっかぁ、、、やっぱり感動の瞬間を味わう為にはゴールラインを走り抜けなければいけないんだぁ!』



 気がつけばドライマンゴーを左手に持ちながら万歳でゴールラインを通り過ぎていた。



番外編:『ドラマンを探せ!』に続く、、、