
地震が起きてから・・・
報道される画面や紙面を呆然と見つめるだけで、
何も出来ないまま、ただ時間が過ぎていきました。
今日も夕方、TVをつけたとき、目に飛び込んできた映像は
「おかあさ~ん!おかあさ~ん!」
・・・と、泣き叫んでいる、ひとりの女の子の姿でした。
家族と離ればなれになったのでしょうか・・・
途中から見た場面だったので、詳しいことはわかりませんが、
泣きじゃくっているその女の子は、
「おかあさん・・・おかあさ~ん!おかあさ~ん!」
と、変わり果てた(おそらく、その女の子の家があったであろう)場所に向かって、
繰り返し、繰り返し、叫んでいました。。。
これが、現実なんだ・・・と、胸が張り裂けそうな思いが、込みあげてきました。
知らず知らずのうちに、涙が溢れて止まらなくなりました。
「何もできない。。。」
そう思っていた私のもとに一通のメールが届いていました。
去年の年末に、ハワイで会ったkちゃんからでした。
「ノリエガさんのブログ見てね!」
そうなんです。
ちょうど、kちゃんとご飯を食べに行ったお店で・・・
困っていた私たちに、優しく声を掛けて助けてくださったのが、ノリエガさんでした。
(あの時、お世話になったことが昨日のことのように思い出されます。)
「いつか、あの時のお礼を、もう一度ちゃんと言いたい。」
そんな思いが、心の片隅にいつもありました。。。
kちゃんが、ノリエガさんの活動を知らせてくれたことに感謝しつつ。
(私・・・アンテナ低く、教えてもらわなきゃ、わからないことが多くて、恥ずかしいです。)
早速ですが、(ほんの気持ち程度)支援金を送らせていただきました。
kちゃんも呼びかけていますが・・・
私も、少しでも力になることができればと思い、ノリエガさんのメッセージを転載させていただきます。
(モーハワイの編集長のブログに記載さていたものです。)
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ノリエガさんが書かれた記事
私は、「ハビタットフレンズ仙台」というボランティア団体を設立した人間です。基本的に、国連ハビタットの活動を応援する、日本ではじめての民間ボランティア団体です。同時に、日本の国連事務所ともいえる、「日本ハビタット協会」の理事をつとめています。
活動内容は、まさに、災害時の救助をはじめ、その後の町の復興と、人々の自立までのお手伝いです。なので、今までは、例えば、インドネシア沖地震で、親を亡くした子どもたちのための支援なんていう活動をしてきたわけです。それが、今、ちびノリガーの生まれた町で起こってしまいました。
さきほど、泣き崩れたまま、「今すぐ帰りたい・・」ということを、日本ハビタット協会の私のボスに話したら、「そこで、支援をよびかけることが、今の仕事!」と、言い渡されました。
「トライアスリートふみえ」は、体育館での避難所生活をしながら、「ハビタットフレンズ仙台」の私の右腕として、動き始めました。そして、避難所などで暮らしている、生き残った人たちに今必要なものの報告をしてきました。
■ローカルのニュースがまったくとどかない。
■とにかく寒い。暖をとるものを。
■みんな、絶望の中。なので励ましが必要。
そして何より
■すべてが流されてしまった。お金が必要。
日本ハビタット協会調べでは、東京から東北に物資を届けることが、非常にむつかしく、山形からのルートが、一番確実だといわれています。なので、ハビタット国連親善大使のマリ・クリスチーヌさん(彼女も、私のボスの一人です)が、直接動いてくれました。山形からの物資運搬ルートが確保できました。
■支援金で、毛布や食料などを買い、東京ー山形ー仙台など東北へのルートで物資を届けたい。
どうか、以上にご協力いただけるなら、日本ハビタット協会・山本さんまで、応援メッセージや、募金をいただければ、と思います。すべて、「ハビタットフレンズ仙台」のメンバーと、被災者の人々に届くようになっています。どうか、よろしくお願いしたします。
山本ひろこさんあて・応援メッセージと、支援金受付方法など
hiroko.yamamoto@habitat.or.jp
日本ハビタット協会ホームページ(ここからも、支援金は届けられます)
http://www.habitat.or.jp/
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今日の記事は、私の思いで書いたものです。
言葉足らずな部分があって、気持ちを充分伝えることができてないかもしれません。
(お許し下さい。。。)
どうか・・・みなさん、お力を貸してください。
(長い文章を最後まで読んでくださって、ありがとうございました。)
(ノリエガさんのブログは

から)
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