モーハワイ☆コム

アーカイブ: 2008年6月

旅をしてきたギター



先週、知り合いから
「RuiRui君に弾いて欲しい」
といただいたギター。

本当は、僕のギター二本とトレードなんだけど、
どう考えてもわらしべ長者でした(笑)

1962年から64年の間に製造されたギブソン。
遠くはミシガン州カラマズーからやってきて
今は僕の手元に。
派手なカントリーやロックのギタリストよりも、
地味なブルースのギタリストに愛用されてきたギター・・・・・・

こういうヴィンテージのギターを手にすると、
40数年の歳月の間に、どんな人の手にわたって来たのか、
そしてどんな場所を見て、どんな空気を吸ってきたのか
とても興味がわいてきます。

きっと色んな人と旅をしてきたんだろうな・・・・・

その日本語、変ですよ。



うーん、僕自身、正しい日本語を使ってるとは思えないので
偉そうな事を言えるほどではないのですが、最近すごく
気になります。

TVなどを見ていても、本を読んでいても、さらに公式な
文章を見ていても出てくる変な「なので」の用法。

A:今日は良いお天気なので傘を持たずに出かけた。

B:今日は良いお天気だ。なので傘を持たずに出かけた。

さて、皆さんはどちらの用法をお使いでしょうか。

文法的なお話をすると、「なので」は一つの単語では
ありません。「つまり」や「そして」といった
接続詞と同じ用法で使われていますが、実際には違います。
「なので」の「な」は形容動詞か助動詞の連体形・・・

中学校ぐらいで習ったと思いますが、形容動詞を活用する時に付ける
「だろ・だっ・で・に・だ・な・なら」の「な」です。
もしくは、断定の助動詞「だ」の連体形「な」です。

つまり、「天気だ」が→「天気な」に変化をしているのです。
次に「ので」ですが、これは接続助詞「ので」です。
つまり、連体形の「天気な」と接続助詞「ので」が
くっついて「天気なので」になってる、と言うわけです。
最近よく使われている「なので」を接続詞のように文頭に
使う用法は、実際には駄目と言うことになります。

「え〜、お堅い事を言うなよ」という声が聞こえそうですが、
堅い事をいうつもりはないです。個人的なメールや、
友人とのやり取りで親しみを持って使うのはええんちゃいます?
と僕は思ってます。ただ、本当に最近は公式な文章にも
この表現が出てくるので気になってしまうのです。

編集長の「へなちょこ日記」などを読んでいても
Bの用法が多々使われています。

「文章ならいっぱいかけますぜ」
と編集長は最近よくおっしゃってます。
印税ももらってらっしゃると思います・・・・
プロの所謂「物書き」と言われる世界の
一人なわけです。

いやいや、僕は編集長の文章、すごく好きなんですよね。
何と言うか、親しみやすいというか、編集長そのもの、
って感じがします。
ただ、編集長と直に話していても、「なので」の
あの用法は会話に出てこなかった気がします(そんなに
話をしてるわけではないですが・・・)。
つまり、文章を書かれるときにだけ使われてる
用法だと思います。

僕自身も以前、CDのライナーなんぞを素人ながら
書かせてもらったことがあって、その時はやっぱり
「一般に出回るもの」と「ギャラが発生する」という
こともあって、何度も文章の手直しが入りました。
書くのは素人であっても、そこは駄目、当然だったと思います。

プロの作家さんや物書きといわれる人は、もう少し
気を使ってほしいなぁ、と思います・・・・・
(「ら」抜き言葉も気をつけてほしい・・・)。

この「なので」の用法、最初はイチローが使っていた、
と言います。最近使われるようになったのは、他の
接続詞よりも「柔らかく聞こえるから」という説も
あるそうです。

以前にもこのブログで変な日本語の用法を取り上げましたが、
皆さんはどう思われますか。
こんなことを言う自分は「いまどきの若者は・・・」と言う
おっさんと同じなのでしょうか・・・・(涙)