日系三世ジェフさんが、昔のハワイへご案内
ハワイ生まれ、ハワイ育ちの正真正銘の日系人ジェフさんが、昔のハワイのことを語ってくれるコーナーです。今、日本人がこんなに身近にハワイを感じられるのも、日系人たちがこの地で信頼を築きあげてきたからこそ。そんな日系人たちの歴史を少しでも知ると、違ったハワイが見えてくるかも。
  <14>  日系人ドラマーの歴史
■編集長の導入文■
ワイキキはナイキタウンの1階に、オールスターカフェというところがあります。ここでは時々生演奏が行われていたりします。ある日、ハワイの銀行CPBの某プリンスファンさんから、ここでやってるライブに誘われました。毎週金曜日の夜8:00からやってる、ブルース・ハマダ・トリオというジャズバンドのライブです。
ようわかってないくせに誘われるままに行ってみると、このドラマーがめちゃくちゃ上手い。全身がリズムって感じで、オマンハキムみたいな人でした。編集長もドラマーのはしくれなので、すっかり興奮してしまっておりますと、なんとこのドラマーさん、その某プリンスファンさんの知り合いであることがわかりました。
お近づきになりたいわーと思っていたら、某プリンスファンさんが紹介してくれ、でもって新しく発売されたCDまでいただいてしまいました。
NOEL OKIMOTO
オキモト....、おお、日系人や! どこかで紹介できないか!っていうか、取材したい!とまったく個人的な動機で、このページはスタートするのでありました。
  いざ、ノエル邸へ (ここからジェフさんにバトンタッチ)
ある日、編集長から電話が入った。
「サンタナの ベーシスト知ってる人がいるんやけど、いっしょに取材する?」
「えっ!? あの ラテン・ロックのサンタナ!!?? 行く行く〜ぅっ!!」
どこで話がこじれたのか、僕は 「サンタナのベーシストに 会いに行く」と 思い込んでしまったのだ・・・ で、後で、ベーシストは今、マウイ島にいるが、こっちには 来ない。 代わりに その 友人を取材する、ということを聞いたのだった。ええ〜っ!? ガーン。ここから先はほとんど 耳に 入ってない。
で、Palolo の奥の 住宅街まで車を走らせ、ある家に着いた。出迎えに出て来てくれたのが感じのいい日系人。「誰だ、この オッチャン?」と思いつつ、ランドリー・ルームの横の小さい部屋に 編集長とオッチャンは 入って行った。突然、ボサノヴァ調のドラムのリズムが部屋から。編集長、目を真ん丸くして、部屋から顔を出し、「すっ、すごい!!! ちょっと入ってみいや!!」
■編集長修正■ジェフさんに対して、こんな失礼な口の利き方はしていませんぜ。
普通のアパートのバスルームよりちょっと広い感じの部屋にドラムセット、 エレキ・ピアノ、マリンバなどが置かれて、ドラムを叩いてるのが さっきのオッチャン。ふと、無造作に置いてある楽譜に書いてある名前を見て。。。
なっ なにぃ!!? ノエル・オキモトぉ!!??
あの 天才ジャズ・ドラマーと言われてる ノエル・オキモト!? へへ〜ぇっ!!! お見それいたしやしたぁ!!! ご無礼をお許しくだせぇ〜い!!!!
ただただ恐縮する僕と編集長は二階のダイニングに案内され、インタビューがはじまった。
僕■ノエルさん、日本で活躍なさってると聞いたんですが。
ノエル■今はハワイ中心でやってるよ。 ロイヤル・ハワイアンバンドでやってる。 一応、公務員かな?(笑)
僕■音楽で食っていけるって、最高ですね!
ノエル■僕もラッキーだと思ってる。10歳位からドラムをやってて、しかもハワイは狭いから結構指名が廻って来るんだ。 ジャズ・ミュージシャンとかこっちで公演する時は使ってもらってるよ。 神様に感謝しなきゃ。
僕■昔、よくドラム・セミナーとかやってたよね? 楽器屋とかでチラシ見てたけど。 最近やってないの?
ノエル■ここちょっとご無沙汰してるね。 またやりだすつもりでいるよ。
僕■最近、あまりライブ出来る所がないですね。
ノエル■昔は良かったね!
僕■高校時代、よくディスコとか 生バンドとかやってたよね。ノエルも たしか、ラ・マンチャ(今は 弁当屋 「いまり」がある、Keeaumoku 通りの Samsung Plaza にあった クラブ)でやってたのでは?
ノエル■あ! よく覚えてる! ちょっとだけやった事があるよ! 今、サンタナ・バンドでベースやってる ベニーとクラスメート達といっしょで。
僕■ (この事だったのかぁ!! と思いつつ)ほんと、昔は色んな所で生バンド聞けたんだけどねぇ。。。僕もバンド組んでた頃、よくあちこちで やってたよ。 懐かしいね。
ノエル■昔ほどではないけど、今もあちこちでライブやってるよ。よかったら今度聞きにおいで!
ありがとうございましたぁ!
いやぁ、しかし。音楽とは、コミュニケーションなんだよね。弾いてる人の感情が楽器を通して聞いてる人に伝わらなければいけない。ジャズとは 「Expression」( 心を表わす)と言う高度なテクニックを要求する音楽のジャンル。そんな世界のトップ・クラス・ミュージシャンに会えて良かった! いつかは、僕も ジャズが理解できる様になるだろう。それまでは、 ロックでもいいじゃん!
■編集長補足■写真中央が、現在サンタナのバックでベースを弾いてるベニー、右端がノエルさん。
■編集長のおまけ■
ロッカージェフ........

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