ハワイの事は夢のまた夢。遥か遠いオアフ島の白砂ビーチを想いつつも近場の温泉湯治を楽しみに日常生活を送る爺ぃであります。
この記事は2017年(平成29年)3月9日のものです。

最近よくあるテレビの旅番組で出演のタレントさんが「きゃあ~」とか言いながら広いお部屋に通されたり貸し切り露天風呂にでっかいバスタオルにくるまれてお湯に浸かったり豪華な食事をつまんだりして結局は画面の下の方に「一泊二食32000円~」とかティロップが流れてきて悲しくなったりしませんか。そりゃそんなに高い値段の宿だったら申し分のない旅行が出来るんでしょうけど、年金生活の老夫婦にとっては「古くってもいいから、狭くってもいいから、お料理が少なくってもいいから」予算は10000円以内で収めたいものなんです。

老婆が「ベッドでなくっちゃ嫌」だの「部屋にお手洗いがなくっちゃ駄目」とか我が儘をこいていますが、そんな贅沢を言っていたら一人一泊二食10000円という大原則が崩れてしまうではありませんか。姫さま(=老婆のこと)の仰せを守りつつ限られた予算で探した宿は北関東の山の中腹に建っていました。エンタランス(上の画像)は古ぼけた昔の国民宿舎のような低層ビルだったんですが、チェックインの順番待ちで通されたロビーはこんな感じ(下の画像)。あれ?何だか豪華です。ほんまに予算内で収まっているんでしょうか?

大きく開けたロビーの窓からは広大な林野が広がっています。遥か遠くに見えるのはいわき山系でしょうか。いやしかしほんまにこの宿やったんやろか。駅前で違うホテルの送迎バスに乗っかっちゃったんでしょうか?んでも名前確認したしなあ。ま何処にでも居るありふれた苗字だしなあ。。。

ようやくチェックインの順番がやってきました。どきどきどき

フロントのおねいさんがほほ笑えみながら答えてくださいました。

あ~ホッとした~

はいはいもう何でも結構ですから泊めてくださいまし。こうして二泊三日のミニ湯治が始まったのであります。

【おまけ】
今回のお会計はこんな感じ。老夫婦にとってはかなり贅沢なお宿でありました。たっぷりと温泉に浸かってノンビリさせて頂きました。

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