四月上旬になると甲府盆地では桃の花が一斉に咲き始めます。その見事な花の絨毯を愛でながら勝沼のワイナリーを訪ね歩くという老夫婦の欲張りな旅でありました。
この記事は2016年(平成28年)4月12日のものです。

何軒かのワイナリーを地図上で探す事から旅は始まりました。小さいけど一生懸命にワイン作りを続けている生産現場を垣間見させて頂くのが今回の旅の目的です。調べてみると、大手資本のワイナリーや公営(甲州市)のぶどう文化館の近所に数件のワイナリーが点在していました。充分に徒歩圏内ですから車を持っていない老夫婦でも楽しめそうです。

一週間前に用事があって通過した国境のトンネルを越えて再び異国の地に向かいます。先週は、芋子さんや姪クイーンさんに助けて頂きましたが、今回は老夫婦二人だけの徒歩旅行であります。

しかしながら公共交通機関は平日六便だけ。ワイナリー歩きに都合の良いバスは二本に絞られてしまいます。行きは駅から乗り合いバス。帰りはワイナリーでタクシーを呼んでいただく作戦です。

特急電車と各駅停車、市民バスを乗り継いで無事目的地に到着しました。さすが葡萄の国のバス停看板ですね。

平日お昼前のワイン街道。人も車も殆ど見当たりません。何だかとっても寂しいです。

でも、ワイナリー歩きには平日が一番です。ワイナリーに着いて試飲を申し込めば屋外のテラスでゆったりと試飲しながら辺りの風景を楽しむ事が出来ました。

ゆったりとしたワイナリー歩きを楽しみました。これから数話お付き合いくださいまし。

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