楽しく寛いだ天童温泉檜風呂の宿つるやでの時間はあっという間に過ぎ去ってしまいました。おうちに帰る前に一寸寄り道してみました。お米処山形なんですからお酒も美味しいんです。
この記事は2016年(平成28年)5月12日のものです。

寒河江を抜け月山に向かってひた走ります。今日はとっても天気が良くってドライブ日和。途中右側の小高い丘に車を進めます。

かつてこの地域には山形交通三山線という電車線路があったそうです。記録によれば1974年に廃止されたそうですが、その頃の車両が一台記念に残されていました。

大きな杉玉が掲げられています。そう、ここは設楽酒造の資料館なんです。

良質のお水やお米に恵まれ山形は数多くの酒蔵があります。この日は設楽酒造のお酒を楽しみたいと思います。

資料館には「清酒が出来るまで」と題して酒作りのあらましが学べるようになっています。お米を蒸す道具、清酒を搾る器具、生酒を加熱殺菌する螺旋状の道具など、伝統的な酒造りの道具を展示しています。

実際に使われていた大きな桶。早く酒が呑めるようになりたいもんです。(現在ドクターストップ中です)

実際の商品を展示しながら、甘口は右・辛口は左、上に行くほどフルーティーと分かりやすく商品ディスプレイされています。

お約束の試飲コーナーも勿論あります!

鑑評会出品酒「大吟醸一声」(=ひとこえ)四合瓶にして4320円というお値段であります。ドクターストップが解禁になったら頂きましょう。その日の為に一本お買い上げ!

気になって裏を覗いてみました。精米率35%、雫搾りで丁寧に作られた大吟醸であります。

こちらは、ほのかな濁りのある生酒「雪ゆらり」。とても上品な優しい姿です。しっかし、その飲み口はキリっと締まった辛口生酒でありました。一見女性向けの穏やかな風貌でありますが騙されてはいけません。

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