亀治朗であります。

箱根強羅の名湯がまた一つ閉鎖されてしまいました。



この記事は2019年08月のものです。



 

 

静雲荘に巡り会えてから凡そ10年近くになりますでしょうか。箱根登山鉄道強羅駅から駅裏に出て五分ほどの近距離にもかかわらず静かで落ち着いた宿でありました。

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シンジケートを通じて大涌谷から運ばれる濁り湯はまるで天然温泉のよう。むしろ品質の安定や湯量の調整など天然温泉にもないご苦労があったとお聴きしました。



 

大浴場からガラス戸を開けばウッドデッキの森林浴空間。小さいけど豊富な湯量の白濁の湯がとろとろと流れて続けています。長湯して暖まってきたら素っ裸でデッキチェアに寝そべればそのまま極楽浄土の一歩手前まで行けますが、ちゃんと戻ってきて下さいね。



 

閉鎖の主要因は老朽化。それと露天風呂部分の基礎の劣化。崖崩れの一品手前なんだそうです。確かに古い建物ですから修繕するにも建て替えるにも大変なお金がかかりそうです。



 

膝の手術を数日後に控えた7月下旬、最後の挨拶兼ねて強羅に行ってきました。



フロントのおっちゃん、食堂のおばちゃん、ここには沢山の思い出をいただきました。さあ秋には何処の温泉に行こうか。