R60★亀(亀次朗)であります。 南三陸志津川町にやってきました。 この記事は2018年(平成30年)2月20日のものです。 タイル温泉


東日本大震災から七年が経ちました。 大震災から七年経ってどうなっているのか、僅かな時間ではありますが実際にこの目で確かめてみようというのが今回の旅の最大の目的であります。老夫婦の乗った仙台からの路線バスは途中お手洗い休憩も含めて凡そ1時間半かけて志津川町のバスターミナルに到着しました。 11P2200463


バスを降りるとそこは寒風に砂ぼこりが吹きすさぶ広大な工事現場でありました。大型トラックが通れる程度に簡易舗装されているのは幹線だけ。脇道はまだまだ未舗装です。バス停からさんさん商店街までの短い距離には短菅パイプとクランプを使って一応の歩道が設えられていますが、ここだって未舗装。タンピングランマーで圧設してあるのがせめてもの歩行者対策なのです。 12P2200462


同じバスでやってきた乗客の内、地元の皆さんはバス到着に合わせて迎えに来た自家用車で去っていきました。残りの乗客はさんさん商店街に向かって歩き始めました。道中バスの中で耳に入った会話では「志津川でバスを降りたらさんさん商店街で早めのお昼ごはんを食べて次のバスで他の地に行く」という方々が多いようです。わしらは予め用意してきた地図を頼りに海を眺めに歩き始めました。復興の礎が始まっているといえば聞こえが良いのですが周囲360度全部が作業現場です。既に完成している大きな橋には歩道も設置されていますが、それ以外は簡易舗装された仮設道路脇の石ころだらけの狭い処を一列になって進むしかありません。膝関節を傷めている鶴弥にはとてもつらいウォーキングだったようです。m(__)mなさい。リハビリだと思ってください。 13P2200469


途中一軒だけお店がありました。暖簾を出していたので営業が始まったのかなって思っていたんですがまだ準備中でした。 14P2200470


お店の前にはかつて昭和35年の大津波の注意喚起が建っていました。その当時、見上げる程の高さの津波を記憶に残そうと建てられた物でしょう。そのモニュメントの最上部まで爪痕のように大きく傷つけた今回の津波の大きさが思い知らされます。 15P2200471


膝の悪い鶴弥、腰の悪い亀次朗が足元の悪い道を3~40分もかけてやってきたのはかつて大賑わいしていた「サンオーレそで浜」という海水浴場でした。渚には子供用の遊具が設置され、海岸から直ぐにある小島には頑丈な渡橋が掛けられて、この浜をかつてのような明るい海水浴場になって欲しいという切な気持ちがたまらなく伝ってきます。 16P2200477


老夫婦は美しく澄んだ静かなビーチを時間をかけて眺めて過ごしました。再びあのような大きな津波が襲い掛かってこないように願うばかりです。 17P2200480