ハワイに住むことになった女性がいます。住んでみるとハワイには意味不明なこと、不思議なことがいっぱいありました。このコーナーは、その女性が、ハワイで見つけた素朴な疑問についてレポートしてくださいます。このコーナーへのご質問、リクエストはこちらまで
 <10> やっと飲めたプリモビール!
ハワイのローカルビール、プリモをご存知でしょうか? 私のプリモビールの認識は、ハワイのアンティークにおけるメジャーアイテムの一つ で「飲むものではなく、集めるもの」でした。
ところが昨年の11月、「Primo is back」というタイトルで、約10年ぶりにプリモ ビールが復活するというネット記事を発見! いつ発売されるかとワクワクしておりましたが、結局ゲットする前に日本に一時帰国 せねばならず、今に至りました。
そして先日ハワイに戻ってきて、早速買い出しにスーパーに行ったらプリモビールが あるではありませんか!! いつから販売が始まったのでしょう(調べたら3月24日からだったようです)、とに かく喜び勇んで1ケース購入し、コンドに戻ってエレベーターに乗れば、「あらっ、 プリモビールじゃない?!」と同乗した白人のおばちゃんにチェックされる人気っぷ り。
のんべえの好奇心で買ってはきたものの、エレベーターでチェックされるプリモビー ルって何だろう? 久しぶりに気になりだしたら止まらなくなりました。
ネット記事によるプリモビールの歴史です。 プリモビールは、1898年にHonolulu Brewing & Malting Co. という会社によって発 売されました。100年以上も前のことです。 そして1920年〜1933年の禁酒法時代をくぐり抜け、いくつもの企業に転売されながら も、1950〜1960年代はアイエア地区で8.8エーカーの工場を持ち、ハワイ州の売上No. 1ビールとして名を馳せたのですが、その後、次第に売り上げが落ち、アイエアの工 場も閉鎖され、ついに1997年に製造が中止となってしまいました。 そして約10年の長いブランクを経て、昨年11月、現在プリモを所有しているPabst Brewing Co.から、プリモを復活するという発表がされたのでした。
ハワイのNo.1ローカルビール遂に復活!とハワイの様々なメディアでも紹介されるく らいの盛り上がり様だったようですが、実は買ってきたプリモを眺めていたら、ある ことに気付いたのです。それはラベルに書かれていた「Brewed by Primo Brewing & Malting Co., Irwindale, CA」の文字。「CA…、カリフォルニア???」 そこで調べてみたところ、原料になるCane sugar(さとうきび)はハワイ産のものを 使用しているのですが、ボトルで売られるプリモはラベルの通り、Pabst Brewing Co.がカリフォルニアで作ってハワイに輸入しているみたいなのです。そしてドラフ トのみがハワイの地ビール、カウアイ島のKeoki Brewingが醸造することになってい るとのこと。
まあでも、せっかくハワイNo.1ローカルビールが復活したのですから、この際細かい ことは抜きにしましょう! ということで早速いただきました、お味のほどは・・・。 味の濃いエール系を想像していたのですが、どちらかというとキリっと系。ボトルに もIsland Lagerと書いてありました、ラガービールなんですね。ぐびぐびっと飲めま す。好みの味です。日本のビールが好きな方はきっと口に合うのではないかと思いま す。あっという間に我が家の6本1パックは飲み干されてしまいました。 こうなってくるとドラフトも飲んでみたくなります。 というワケで、ドラフトプリモの捜索をを決意する著者でありました。
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