■修学旅行事前学習 ------ 東大寺学園編
ハワイの動物・植物について ---- もどる▼
動植物
<ハワイミツスイ> 

僕は、逃げ足がとても速いと言われている、ハワイミツスイ科の鳥を調べました。この科の鳥は、ハワイ原産の鳴き鳥の中でもっとも色彩豊かで、種分化がいちじるしいのが特徴で、20種あまりのミツスイ科の中から、マウイ島の渓谷に住んでいる4種に注目しました。ミツスイ科の鳥はそれぞれの食物に合わせたくちばしを持っていて、例えば、イーヴィ(キンショウジョウミツスイ)のくちばしが長くそっていて、管状の花の中深くにくちばしを突っ込んで、みつを吸うことができます。またアパパネ(アカハワイミツスイ)、アマキヒ(ミドルハワイミツスイ)、アコヘコヘのくちばしは短くそりも少ないです。これは虫や大きく開いた花のみつを好むからで、特にアコヘコヘの場合は毛虫を好むからです。

<サンゴ> 

サンゴは一般的に動物であるといわれています。それは、サンゴとはサンゴ虫とよばれる動物の集合体であるからで、分類上はイソギンチャクの仲間(腔腸動物)に属します。サンゴ虫の体内には、褐虫藻とよばれる植物が入っており、褐虫藻はもちろん光合成をしていますので、それも含めて、植物でもあると言う人もいます。
サンゴ礁をつくるサンゴは造礁サンゴとよばれる動物で、深い海に棲む宝石サンゴと区別されます。造礁サンゴは褐虫藻という共生藻類を体内に住まわせ、それらが光合成でつくる栄養分をもらって成長します。そのため、サンゴは浅い海に生息します。造礁サンゴは、通常は集まってテーブル状になったり,木の枝のように枝分かれした形をしたり,様々な形をした大きな集合体(群体)をつくっています。サンゴ礁は、この造礁サンゴや石灰分を分泌する生物の遺骸が、厚く堆積してできる、地球上の生物がつくる最大の構造物です。サンゴ礁の浜辺が白くみえるのは、砂や石ころが石灰分をもつ生物の遺骸からできているからです。

<貝類> 

貝類は正式には斧足類という名称で、からだは筋肉質でできていて、骨格はない。からだは外とう膜でつつまれており、その外側は同じような形をした2枚の貝殻がおおっている。頭・胸・腹などの区別はないが、斧のような形をした筋肉質のあしを貝殻の間から出し、それを使って砂にもぐったり移動したりする。
斧足類は、入水管と出水管という2本の管をもっている。そして入水管から水をとり入れるが、そのとき水中に含まれているプランクトンなどを口をとおして食べる。また同時に、水は外とう膜の内側を流れて、くし状のえらにふれる。このとき、水に溶け込んでいる酸素がとり入れられて、呼吸(えら呼吸)が行われる。このようにして使われたあとの水などは、出水管から体外へすてられる。

<ハワイの固有種> 

ハワイの動植物は、昔からあった主である"自生種"、ポリネシア人の持ち込んだ"ポリネシア外来種"とキャプテンクックの時代以降に持ち込まれた"近世外来種"に分類される。そして、自生種のうち90%にあたる8800種は固有種である。しかし、その大部分が絶滅の危機に瀕しており、すでに1000種以上が絶滅したと言われている。植物の固有種としてはウィリウィリが有名である。この植物は、乾季に落葉する丸い大きめの葉を持つ。また新しい葉が出る前に黄色や白い花が咲かせ、後にはソラマメのような実を結ぶ。また非常に軽い木である。動物としてはネネという鳥が有名である。ネネは一度絶滅しかけたが個人的に保護されていた30羽から野生化する程度まで個体数が増えた生き物である。しかし、一度個体数が減少したことで"ボトルネック・エフェクト"と呼ばれる多様性の喪失が起こっており、今後の環境の変化次第では絶滅する可能性が高く心配されている。

<果物> 

ハワイには河川や湖が少ないが、そのかわりに地下水が豊富なため、灌漑農業が行われている。その44%をサトウキビが占める。第二位はパイナップルで41%である。当然、工業としては製糖や缶詰加工が盛んである。
パイナップル ブラジル原産、その美味しさから「新大陸からの贈り物」と称された。フランス領ギアナからフランス本国、イギリス、アメリカ、ハワイへと伝わる。スムースカイエン種が広く栽培されている。ハワイでは1892年に缶詰工場が設立され発展してゆく。糖度が高くクエン酸を多く含む。タンパク質分解酵素ブロメリンを多く含むため、肉料理に添えられることが多い。 パパイヤ 原産は中央アメリカであるが、ハワイや沖縄で栽培されている。形は球形から楕円形まで様々、大きさは鶏卵大から中型すいか大まで、色は緑から熟すと橙や赤になる。たんぱく質分解酵素パパインやビタミンCを含む。生食、砂糖漬け、缶詰、ジャム等。
バナナ よく「バナナの木」を言われるが、木ではなく芭蕉科の草である。原種は小型で種が多く、とても食べられたものではなかった。
ククイ マレーシア原産でハワイの州木。直径5cmほどの実をつけるが食用ではない。つまり「果物」ではない。くるみに似た種子からとれる油を灯火用に用いる。
ざくろ ざくろである。

<昆虫>(特に蝶、クワガタ)

ハワイ固有の昆虫は島が全部出来てから上陸した。ハワイには、珍種がたくさん居り、幼虫が肉食の蛾、ヤゴが陸上生活するトンボ、飛べないカゲロウなどさまざまである。この島の生物は進化のスピードが非常に速いという。そのため、種の枝分かれが早く、ハワイカミキリなどは136種もの仲間が生息している。しかし、今回重点をおいた蝶・クワガタはハワイ固有種の数が少なく、蝶2種、クワガタ1種しかいないといわれている。蝶の方だが、カメハメハアカタテハとハワイシジミの2種だ。しかし、最近では、たくさんの外来種が入ってきて、アゲハチョウもごく少数だが確かに存在している。一方、クワガタはハワイクワガタ、別名ハワイハネナシクワガタただ1種である。2〜7種に分けれるんじゃないかという説があるが定かでない。複眼・脚・翅が退化している。生息地は、カウアイ島・ハワイ島のみだと思われる。今までに採集されたのは、914〜1220メートルの標高。とにかく、生態については謎が多い。牛糞の下から採集された事もあるらしい。ただ、最近は環境が破壊されていると言う。このクワガタも絶滅しかねない。

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