
キャプテン・クックがハワイを“発見”したのは1778年。
未知のエリア、太平洋を探検する航海を続けたクック船長が“発見”するずっと前から、ハワイはそこに存在して、人々は社会を築いていたのだけど、世界史の中のハワイはこの“発見”の年から始まる。
ハワイを“発見”し、ハワイ島でその生涯を閉じることになった、彼の歴史的に最も重要だと思われる第3回航海が日本語訳の本として出版されたのが、つい最近(2005年)だというのは意外。
'' ―彼ら(ハワイアン)は開放的で、率直かつ活発な人たちであり、見たこともないほど泳ぎがうまい。生まれたときから泳ぎを習う。女性たちが胸に幼児を抱いてカヌーで船を見に来ることは、きわめてふつうだった。そして、波が高くて船からカヌーに乗り移れないときには、子供を腕に抱いたまま海に飛び込み、見るも恐ろしい波をくぐって、岸まで泳ぐのだった。'' 〜クック 太平洋探検?第三回航海(下)「サンドイッチ諸島着」より抜粋〜
フラについてはほとんど触れていないけど、この部分がやけに印象的だった。
今も昔も、ハワイアン女性はたくましい!?
最近のコメント