
愛すべき島の空、海、唄。
空を読む術は忘れられ、サンゴの海は汚れ、島言葉は消えていく。
前世代から受け継ぐことができなかった悲しみ。
今受け継いでいこうという思い。
島の自然や文化とのかすかな接点と、実体験としてもっている確かな島の記憶。
島人として生きていくうえでの大切なこと、それを知りたいと思う若い世代。
石垣島への熱き想いを「島人ぬ宝」という唄にたくしたビギンのメッセージは、ハワイの島文化を愛するハワイの人々の心をも代弁しているかのようで、僕の心に深くしみわたる。
ハワイの人々と沖縄の人々が共有することがある。
それは、自分が生まれ育った土地に伝わる民謡の、言葉の意味さえわからないという悲しみ。
島言葉について考えてみたい。
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