
1800年代、19世紀のハワイ、ハワイに移住し社会的にもどんどん影響力を増していった白人勢力はハワイアンを圧迫し続けました。政治、経済、生活様式、すべてにその影響は及び、それはハワイアンが望む望まないに関わらず、強引で性急なものでした。世界の各地で行われた白人による西洋化の波にハワイものまれてしまったのです。多聞にもれずハワイでも土着の信仰、文化、言葉は卑しめられるようになりました。
19世紀後半、カラカウア王の努力によって一時的にハワイ文化復興の時代を迎えたものの、19世紀の終り、カラカウアは病死し、その後王位を継いだ妹のリリウオカラニ女王は白人勢力のクーデターで失脚、1893年にハワイ王朝は転覆させられるに至り、いろんな意味でハワイはアメリカの支配下となってしまいます。土地や主権を奪われたうえ、ハワイ語を話すこと、フラを踊ること、波乗りをすること、島の自然に祈りを捧げること、すべては西洋的でない「野蛮」なことと見られるようになってしまいます。
波乗りのほうはデューク・カハナモクの存在でわりと早い時期に復活することになりますが、その他のことは1970年代以降の「ハワイアン・ルネッサンス」の時代まで待たなければいけないことになります。
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