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アリッサ・ウーテンさんハワイで直撃インタビュー!(長編)

10/9(木)放送のテレビ番組、NHK「地球イチバン」第4シリーズに第1回旅人として登場する
「アリッサ・ウーテン」さんに突撃インタビューです。

若くしてプロサーファー、モデル、タレント、デザイナーなど多才な能力を発揮して活躍するアリッサさん。
日本でもハワイでも大人気ですね。

今回、1ヶ月の長期に渡る過酷な番組ロケでの苦労や秘話、その時の心境をお聞きしながら、
彼女の魅力に迫ります。

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左:アリッサ・ウーテンさん 右:183(イチハチサン)

今日は対談形式でお伝えします。。。

183「1ヶ月のロケを振り返ってどう感じますか?」

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アリッサ「今考えるとすごく昔の感じがするの。」

と、話が続くその前に、、、
10/9(木)放送のNHK番組「地球イチバン」をご紹介しておきましょう。

地球イチバン 第4シーズン 第1回『地球最後の航海民族 -中央カロリン諸島―』
放送予定日:10月9日(木)22:00-22:48 NHK総合

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日本から南に3,000キロ、南太平洋・中央カロリン諸島。
楽園を絵に描いたようなコバルトブルーの海に、地球上、他では完全に途絶えたと言われる、究極の航海術が息づいている。
島の航海士たちは、エンジンも羅針盤もない木造の帆走カヌーをたくみに操り、目標物のない大海原でも、波や風を頼りに、進行方向を見極める。
中央カロリン諸島、ポンナップ島で最も高い航海技術をもつ男のひとり、ジェシー・カイウス(44)は、サンゴの海で、仲間たちと魚を獲ったり、子供たちに舟の技術を教えたりして暮らしていた。ところが、島に突如、暗雲がたちこめる。隣の島が、台風で被災し、食糧難に陥っているというのだ。ジェシーに告げられたミッションは、男たちを率い、アジの干物を、送り届けること。だが、不運にも、出航当日は嵐。ジェシーはそれでも出航を決断するが、カヌー上で次々予期せぬことが起こる。果たしてジェシーたちは、無事100kmを超える航海を成功させることができるのか。

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困難極まる壮絶な撮影に、旅人として名乗りを上げたのが、ハワイのプロサーファー、アリッサ・ウーテン(23)。自他共に認める“海の女”が、究極のウォーターワールドで過ごし、のちに「人生で最もハードだったわ」と語る1ヶ月間の滞在は、いかなるものだったのか。海と人間の物語。

対談つづき・・・

アリッサインタビュー09

アリッサ「今考えるとすごく昔の感じがするの。ロケは5月だからそんなに時間たってないじゃないですか。
やっぱり、最初はつらいと思ったの。ごはん食べたいな、あったかいシャワー浴びたいな、とか思ってたんだけど、
今思うとやっぱりポンナップ島に戻りたいってすごく思う。なんでかっていうと、すごい静かだったし、人もすごいアロハスピリットを持っていたし、すごいゆっくり出来たの。ハワイに戻ると毎日忙しくて、車も運転して、暑いし。。。」

183「ほぉ。ポンナップ島は湿気は少ないんですか?」

アリッサインタビュー10

アリッサ「あんまりなかったですね。ヤシの木がいっぱいあったし、影が多くてすごい過ごし易かった。風も多かったし、涼しくて気持ちよかった。」

183「水道・電気無いんですよね?]
アリッサ「無い無い。」

183「お金は?」
アリッサ「無い。」

183「お店も?」
アリッサ「無い無い無い無い。なんにも無い。屋根も無い家に住んでる。ほとんどがパームツリーの下に住んでるの。なぜかというと、その方が涼しいから。一時期、日本人が住んでいた時期があってその時の名残の家が少しあるの。」

183「へえ~。」

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アリッサ「それはハリケーンが来た時にすごく安全ね。だけど、実際寝てるところは違うところに寝てるの。」

183「日本人がかつて居たということは、現地に残っている日本の言葉はあるんですか?」

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アリッサ「それがあるんですよ、『草履(ぞうり)』。スリッパとか言わない、草履っていうの。それが一番心に残ってる。番組を見るといっぱい出てくるんだけど。ある一人の一番年上のおばちゃんが日本の歌をワンソング歌えるの。」

183「そうなんですか。」

アリッサ「メモリーで。それで、そういう残っている文化もあるの。」

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183「夜は真っ暗でしょうけど、何かすることはありました?」

アリッサ「う~ん、何もない。8時とかには寝ちゃってたよ。
だから、暗くなる前に水浴び? 雨水を貯めたバケツがあって、それを頭からかけてシャワー代わりなの。日が落ちる前にそれをやったの、寒いから。暗いし見えないから、5時くらいにそれをやって6時くらいに日が落ちて、ご飯食べて、もう寝てた。
それで朝の5時とか6時に起きるの。
日がこう出てくるとすっごいブライト!明るいの!鶏がすっごいうるさいの!」

183「た、大変ですね。。。」

アリッサ「そう、だからすぐ起きちゃうの。」

183「はっはっはっ。でもアリッサさん、普段は夜そんなに早く寝てないじゃないですか?」

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アリッサ「寝てない、全然寝てない。毎日12時くらいに寝てる。ほんとはもっと早く寝たいんだけど、私ブログとか書いてるから、寝る前に、今日会った人たちに『みんな、ありがとう』とかメール送ったり、ブログアップしたり、明日の準備して寝るから。それで朝の7時とかに起きてる。」

183「じゃあ、島で早く寝るのは、寝付けなかったんじゃないですか?」

アリッサ「いや、逆にねえ、寝すぎたと思う。寝すぎたっていうか、私たちが寝たベットは、、、ベットっていうより、、、あの~なんていうかビーチマットありますよね!?ホテルで借りるあのプラスチックの。それで私3週間半寝てたの。」

183「えぇ!? それ痛いんじゃないですか?」

アリッサ「痛い痛い痛い。背中とか毎日痛くて、疲れが取れない。どれだけ寝ても。だからいつも眠たいんですよ。よくお昼寝もしたし。あのねぇ、、、太ったの。」

183「あれ、そうなんですか?」

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アリッサ「なんでかっていうと、全部CANフードを持って行ったんですよ。
現地のご飯はもちろんあったけど、グレープフルーツ、タロ(ポイ)、実際の調理とは違うのね。ココナッツとか。
私、すごい好き嫌いが多くて、グレープフルーツとかタロとか好きじゃないの。」

183「ははははっ!和食が好きなんですよね?」

アリッサ「そうなのっ!I LOVE GOHAN!(ごはん)」

183「ふむふむ。」

アリッサ「はじめはキャベツとか玉ねぎとかいっぱいあったんだけど、全部食べちゃったの。一週間半くらいで。ラスト10デイズ、毎日お米を食べて、スパムを食べて、インスタントみそ汁、インスタントラーメン、、、、それで太っちゃった。食べて寝てばっかりだから。
島を散歩して全部回っても30分とかで終わっちゃうし。」

183「そんなもんなんですか?」

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アリッサ「そう、すごく小さい島なの。
だから私、夕方に毎日貝殻を拾いに行ってたの。
あと、男たちは、毎日ジムで遊んでるの。ジムっていう、これも日本人が建てた建物の事なんだけど、そこでバレーボールをやってるの。すごい古くて柔らかいボールが1個しかないんだけど。私もお願いやらせてって言ったら、半分くらいはすっごい嫌な顔をするの。なんでこの女の子とやんなきゃいけないんだよぉ。みたいな。あとの半分は、『や~、アリッサ、カモーン!いいよー!』みたいな感じだったんだけど。意地悪な男とかわざと私にスパイクとかするの。ほんと困っちゃう。あとは、散歩したりボディーボードしたり、泳いだり、それが運動。」

183「サーフィンは出来なかったんですか?」

アリッサ「サーフィンはその島は出来ないもん。波の条件が悪くて乗れないの。So No Surfine.それで、そこの流れがものすごく強くて、あの泳ぐにも大変。漂ってたら1分でかなり違うところに行っちゃう。」

183「あ、そんなに?」

アリッサ「だから波と逆方面に泳ぐと、すごい運動になる。」

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183「なるほど~。現地の人とのコミュニケーションはどうしてました?」

アリッサ「その島の男たちは、大学に行った人が多いんですよ。
大学で英語を学ぶから男のほとんどは英語OK。だけど女の子たちは、現地語ができないとコミュニケーション取れない。
子供たちも学校で英語を学ぼうとしてるんだけど、すっごい恥ずかしがり屋なの、すっごいシャイ!
だから、子供たちもあまり話してくれない。女の子たちも誰か訳してくれないとコミュニケーションが取れない。
それで、仕事が難しかった。インタビューしてるから、答えてもらえないと話にならない。
スタッフからは、もっと聞け!もっと聞け!って来るし。」

183「板挟みですねぇ。」

アリッサ「そう、それが困ってた。私はインタビューの仕事をするのはあまり慣れてないから。子供たち嫌がってるじゃん!みたいな感じがしちゃって。それで頑張って聞いてみてもすごいシンプルな答えをしてくるの。YesとかNoとか。

183「一言でおしまいなんですね。」

アリッサ「そうそう。メインポイントの質問をそれぞれにしても、みんな同じ答えが返ってくるからそれが問題だった。それぞれの意見を聞くためにに私は来てるのに、どうやったら良い答えを引き出せるんだろうって。それを一生懸命考えてた。」

183「あ~、それ今の僕の状態ですねぇ。」

アリッサ「え~!!!なんで!私すごいちゃんと答えてるのに!!!」

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183「はははっ、うそです、冗談です。すごい助かってます。島に着いた時と、帰るときの印象の違いとか、心残りなことってありますか?」

アリッサ「最初は、なんにも無いし、こんな状態で大丈夫かな?ほんとに?とか思った。
酋長と打ち合わせしてても全然わかってないのに相手はココナッツとか飲んじゃってて。さぁお前も飲め!みたいな感じで。
生きてけるのかな?とか思ったけど。
でもその後、ポンナップ島のローカルのダンスを教えてくれてみんなでやったりとか。すごい家族みたいな感じにされて、ちょっと帰るときに泣きそうになったの。しかも
男たちが『アリッサ♪アリッサ♪アイラブユー♪』って足でリズムを取りながらみんなでやってくれたの。それをずっ~と帰るまでやってくれてたの。男たちはバレーボールの時以外話してくれないのに、そんな気持ちを持ってくれてたんだ、そんな気持ちになってくれたんだって思った。」

183「シャイなのに?」

アリッサ「そう、シャイ。アイラブユーとか言うなら、もうちょっと話してくれてもいいじゃないですか。だけど全然話してこない、話してくれない。スマイルはするの、朝家に来るときにこうやって笑うけど、言葉はない。」

アリッサインタビュー19

アリッサ「だから、最後にそれを聞いて、なんかもうちょっと友達になりたかったなぁ、話したかったなぁ、とか。あともうちょっと荷物持ってくれば良かったなぁ、女の子たちに洋服いっぱいあげたかったし、子供たちには歯磨き粉とか。無いのよね。だから歯が結構悪くなってるの子供たち。子供なのに。それを知ってれば、私はもう箱ごといっぱい持ってってあげたかったし。そういう状態だって知らなかったから知ってればいろんなものをもって来たかったなって思う。」

183「日本の情報とか他に入ってくる手段はないわけですね?」

アリッサ「ほとんどない。自分の船がないと外に行けないから。
だから私たちが帰るときとかは、すごい家の周りで『あのさぁ、これいる?要らないでしょ?頂戴?』とか。
男たちは『考えてよぉ、あなたたちはまた日本で買えるでしょ?』みたいな感じだった。
私たちもあげられるものはあげてきたの。靴とか。それで、歯磨き粉を私1本しか持って行かなかったのね。だからキープしたんだけど。やっぱりみんな欲しいんだよね、手に入らないから。お店行きたいっていっても船が無ければ行けないし。お金もなかったら買えないし。そう、だから大変。
だけど、その人たちはそういう生き方が好きだからそこに残っている人たちだから。
あと、石鹸もすごい喜んでた。ローションとか。私、ミクロネシア行く前にフィリピンに行ったの。そこでシャンプーとかローションとかクリームとかいっぱいもらったから、それぜ~んぶ残してきた。」

183「じゃあ、いつも何で洗ってるんですか?」

アリッサ「何も洗ってない。使ってない。毎朝、いつも海でトイレとかもしてる。
こっちで住んでる人からすればクレイジーだと思う。今思えば、私ほんと良くやったよね。と思う。
私、ベットとか大好きだし、ご飯も大好きなの。食べるのがマイライフ!」

183「へえ~。」

アリッサ「I love eating! でも毎日、スパムは辛い。ほんと食べたくない!」

183「健康に良くないですよね?」

アリッサ「そう!本当に太ったし!今やっともとに戻ったんだけど。ショックだったんだよ。」

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183「なんか、アリッサさんがサバイバルとかあんまりイメージつかないですね。」

アリッサ「私?そう?じゃあ、是非番組みてください。今日なんか、ちょっとオシャレしてるけど、普段こんなじゃないから、私。
普段はね、ショートパンツに、ビーサンにタンクトップに、、、、おだんご(髪の毛)。私、髪の毛おだんごにしかできないから!笑」

183「はははっ。あれっ、いつ髪の毛切ったんですか?」

アリッサ「これ、昨日の夜。ミクロネシアは毎日、水浴びじゃないですか。一回シャンプーやって水で流して指引っかかっちゃって全然洗えなかったの。で最後の方、もぉ切りたいって思って。一回、肩の長さまで切ったんだけど、昨日さらに切ってきた。」

183「最後の質問です。ロケを通じて、心境の変化・価値観の変化というものはありましたか?」

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アリッサ「普段ポンナップ島では、魚釣りをするぞ!という感じで行ける男たちだけで一緒に漁に行くんですよ。みんなで力を合わせて魚を8000尾くらい取るの。それで、島でその魚の数をみんなで数えるんですよ。
島には250人の人がいます。一人あたり、30尾くらいもらえる。それをみんな食べる。
で、あの人の家族は漁に行って、こっちの家族は誰も行ってないのに、なんでこっちももらえるんだよ。とかいうのが全くないの。
みんなフェア。お互い助け合ってる。それって、昔のハワイのやり方だったの。
私はそれをみて、帰ってきて考えてみて、私の小さいときもそんな感じだったよね。て思った。ハワイに何が起こったんだろう。
私も自分のことばっかり考えてるし、どうやったら私は仕事をうまくやれるか、どうやったら私はもっと計画的に良くなれるとか、自分のために、自分はどうすれば、私は、私は、ばっかり。

183「・・・・。」

アリッサインタビュー21

アリッサ「私は、もっと周りのことを考えなきゃいけない。と思った。
なぜなら、世界は繋がっているから。
私は一人だけだけど、その気持ちをもって私が出来ることだけやれば、それはそれでOK。
みんなが意識して自分が出来ることだけやれば、ちょっとずつ良くなると思うの。
今、みんなは(私も含め)自分自身のことだけを考えてる。
でもそれは悪いことじゃない。なぜならこの世界は思った以上に、ハード。いろんな面において。
やっぱり自分のことを考えないと生きていけないと思う。
でも予算とか時間とかあれば、みんな周りのことをサポートすべきだと思うの。
自分もポンナップのような立場だったらヘルプされたいと思うし。
逆に、そういう生き方・文化を守らなきゃいけないと思う。」

183「なるほど。」

アリッサ「やっぱり、私は、そのバランスが大事だと思う。
自分のことは考えつつ、うまく行っている時は周りにも与える、配慮する。独占とかする必要はない。
だって、私たちお邪魔してるだけなのに、毎晩お魚2匹とかカニとか、ちゃんと人数分バケツにこう入って置いてあるんですよ。夕飯用に。
一人、獲るのがすごい上手な男性がいて、毎日持ってきてくれてた。彼はいつも周りのことを考えていた。」

183「アリッサさんが感じたことを、番組を見る皆さんにも同様に感じて頂けるといいですね。」

アリッサインタビュー22

アリッサ「私も出来てないときはあるし、でももっと良い人になりたいし。
みんなも番組を見て、一人ひとりが何かに気づいて、それぞれに感じてくれたらうれしいです。」

対談を終えて・・・

様々な表情を見せながら、真剣に語ってくれたアリッサさん。
どうもありがとうございました。

彼女の一生懸命な生きる姿勢が垣間見えた気がします。
今後の更なるご活躍を期待しております。

こんな一生懸命なアリッサさんが、島の人々と真剣に向かい合い、様々な挑戦に挑んだTV番組
地球イチバン 第4シーズン 第1回『地球最後の航海民族 -中央カロリン諸島―』
は、10月9日(木)22:00-22:48 NHK総合にて放送です。

是非、お楽しみに!

アリッサインタビュー24

最後に、握手をして頂きながら写真をパチリっ。

ん?なんか握りが変ですね。。。
アリッサさんの手が想像以上に小さかったのでありました。。。

(By イチハチサン)


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