Post-509本当は前編、後編で終わる予定でしたが、思いのほか長くなってしまい、昨日は苦し紛れに“中編”とさせていただきました。

今日は後編、当然終わる予定でいるのですが、はたして終われるかどうか。
もし、終われなかったら、なんか適当な副題をつけて引き延ばします(笑)

それでは昨日のつづきです。

さて、昨日は電話に出ていたBPの妻の顔が曇ったところまで書きました。
そして彼女から発せられた言葉とはいったいなんだったのか。それは...

「ヒルトンにいる先生、日本に一時帰国してるって」

ガーン!ガーン!ガーン!

あまりの“衝撃”に思わずガバッと跳ね起きてしまいました。
そしてその勢いで代わりに電話に出て自ら話しを聞いてしまいました。

ツアーデスクの人によると、代わりになる医師はヒルトンにはいないとのこと。
もし、診察を受けるのであれば、車で15分程の所にあるワイコロア・ビレッジに診療所があるので、そこに行くしかないと。

運転できますか?と聞かれましたが、BPの妻はこっちでは運転未経験。
レンタカーも追加ドライバー登録してないし、おまけに車は難物のコンバーチブル。
ここは自分で運転するしかあるまい。

さらにもう一つ問題が。
そこの診療所は完全予約制で、これから予約を入れても何時になるかはわからないというのです。
それに診察といっても、注射を打つわけでもなく、処方箋を書いてくれるぐらい。
それをロングスみたい薬局に持って行き、薬を買うぐらいしか出来ないそうです。
「日本から何か薬とか持ってきてます?」
いつになるかわからない診察を待つより飲みなれた薬で何らかの対処をしてみてはというのです。

おお、そういえばかぜ薬を持ってきていました。
ベ○ザブロック、それも熱に効く「銀のベ○ザ」。
とりあえず予約は保留にして、これを飲んでしのぐことにしました。

BPの妻が1人で食事に行ったので(ハワイでは初)、その間、薬を飲んでふとんをかぶってじっとしてました。
するとどうでしょう、薬のせいか汗が出る出る。
ものの30分でTシャツがびっしょりです。
ジムに通うようになってから、非常に代謝がいい身体になっていたのが幸いしました。

BPの妻が戻ってきて熱を測ると37.59度。
これはイケルかも知れない。
この時点で、保留にしておいた診療所の予約を思い切ってキャンセルしました。

少し気分が良くなって部屋の清掃もあるので、BPの朝食も兼ねて部屋を出ることにしました。
ホテルのレストランに行き、BPの妻に介抱されながら朝食です。
さすがに食欲はなく、いつもの半分も食べれませんでした。

まだ部屋に戻るのには早いので、オープンエアのロビーでソファに座ってボケッとしてました。
ゆったりと吹いている風が顔に当たって非常に気持ちがいい。
こんなに風を意識したのは初めてです。
このハワイの風のおかげで少し元気が出てきました。

部屋に戻り、気合を入れて2時間、汗をかき続けました。
その効果は現れ、昼過ぎの検温では37.05度まで下がりました。



その後は一進一退が続きましたが、この日の就寝前には36.47度とほぼ平熱に回復しました。

結局、この発熱騒動はなんだったのか。
風邪ではないと思っています。喉も痛くないし、咳も出ない。
翌日以降もそんな症状は出ないし。

じゃあ、何で?
思い当たるフシが二つ。
一つは過労。
1日目 ワイコロア~ノースコハラ~ワイメア~ワイコロア 到着日にはキツイ行程?
2日目 カラパナ現地集合ツアーでカラパナ往復。帰りは土砂降りの中の運転。
3日目 ワイコロア~ヒロ往復。早く帰るもフィットネス・ジムで肉体疲労。
慣れないコンバーチブルの運転は自分が思っている以上に疲れが蓄積していたのか。

もう一つはひょっとして熱中症だった?
熱中症自体どんな症状かわかりませんが、あの喉の渇きは完全に脱水症状。
代謝がいい身体の割りに水分の摂取量が少なかったのは確か。

運転中も水は飲んではいましたがたかが知れてる量。
溶岩ウォークでもかなりの汗をかき、強い風で輪をかけて身体から蒸発。
ダメ押しは強冷房の中でのジム。
飲むより出て行くほうが多かったのは間違いないです。

まあ、今となっては何が原因だったのかはわかりません。
ひょっとしたら合わせ技だったのかも。

今回はBPの妻には大変迷惑をかけました。
そして彼女の偉大さも夫婦の絆も知りました。
彼女がいなかったらこうも早く回復は出来なかったでしょう。

熱にうなされていた時、ふと目を開けると、枕元で体温を書き留めているBPの妻の顔が一瞬女神に見えました。
うなされて幻覚を見たわけでもなく、コンタクトをつけていなかったからでもなく...

とにかく自分の不摂生で、決して長くはない5泊7日の日程から1日が消えてしまったのです。
本当ならビーチへ行き、ホヌに出会えたかもしれない1日だったのに。

本当に感謝しています。この恩は一生忘れません。
石田三成の恩を忘れなかった大谷吉継のように。

そしていつか必ずこの埋め合わせはするぞとあらためて心に誓うのであります。

ちょっと長くなりましたが、何とか完結しました。ふぅ~