
病み上がりの2006年ハワイ島の5日目はコナ・コーヒー農園めぐりです。
発熱騒動で迷惑をかけておいて最後は自分の行きたいところに行くなんて、なんとも極悪非道のようですがBPの妻も納得済み。
ちゃんとウォルマートに生地を買いに行ってますから。
で、この日最初に訪れたのはホルアロアにあるKona Blue Sky Coffee(コナ・ブルー・スカイ・コーヒー)。
ここは以前にコナ・コーヒー農園リポート⑭でアップしていますので、場所等についてはそちらを参照してください→
2006年に初めて農園を訪れて以来、毎年寄っていますが、この年に限っては写真がありません。
でも、ビデオは撮っていたので、リテールショップのエントランス付近の動画をどうぞ。
さて、肝心のコーヒー・レビューですが、今回はブルースカイのエステートリザーブというグレードの豆です。
さすがに2006年の豆は残ってないので2007年11月に買った豆でレビューしてみます。
ワインは時間がたつと熟成していくといわれますが、コーヒー豆はどうか。
結論から言うと、コーヒー豆に関してはそれはありえません。
コーヒー豆は生ものですから、時間が経てば経つほど味は落ちていきます。
では、どのくらいもつのか。
人によっていろんな説があるのですが、BP的には冷凍保存でだいたい半年が目処。
常温だと2ヶ月ぐらいが限度でしょうか。
更に真空になっているとプラスアルファで少しは延びます。
ただしコレは挽く前の豆の状態でのこと。挽いたものは2週間ぐらいですかね。

このパッケージを見ると真空パック状態になっています。
コレは帰りの飛行機で気圧の関係から空気がバルブから抜けて地上に降りても復元しなかったから。
さらに家に着いてすぐ冷凍したので、保存状態はきわめてよい状態なのです。
といっても、購入後14ヶ月も経っているので、実際に飲んでみないとなんともいえません。


焙煎はミディアム・ロースト。
豆も挽いた粉も典型的なミディアムの色。
挽いている時の手ごたえもかなり重い。
ブルースカイの「エステートリザーブ」はグレード的には一般的に言うエクストラ・ファンシーと同じです。
エクストラ・ファンシーは最も大きい豆が揃った最上級グレードです。
同じブルースカイのファンシーグレードの「エステート」のサンプルと豆の大きさを比較してみました。

左「エステートリザーブ」、右「エステート」。
左の豆のほうが大粒だというのがわかりますね。
それでは飲んでみましょう。
ブルースカイのミディアムはコクのある酸味が売りなのですが、どうもそのコクが弱く感じます。
あと、渋味。飲んだ後、舌にいやな渋味が残りました。
うーん、やはり14ヶ月は長すぎました。さすがに風味は落ちていましたね。
でもマズイわけじゃなくて、普通に飲む分には問題ナシです。
ただ、いい時のブルースカイを知っているからな~ 焙煎したてはほんとにおいしいんです。
やはりコーヒー豆は保存条件が良くても早めに飲んだほうがよさそうです。
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