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アーカイブ: 2012年10月

海上保安資料館横浜館


Post-809この週末、横浜の赤レンガ倉庫に行きました。実は、映画を見に出かけたのですが、少し時間があったので足を延ばしたのです。海辺にでて左手を眺めると、海上保安庁の巡視船「しきしま」が停泊しています。桟橋の横の建物には「工作船展示館」という文字。そういえば、テレビで爆笑問題が訪れていました。それが、赤レンガ倉庫のすぐわきにあるとは知りませんでした。

募金箱がありますが、入館は無料。写真撮影禁止の表示があるものの、係の人は「撮ってくださって結構ですよ」と、ずいぶんのどかです。しかし、そこに展示されているものは、のどかとは程遠いものでした。

工作船

2001年12月、奄美大島のさらに東の海上で不審な船が発見されました。海上保安庁の巡視船が追尾し、船型から判断して工作船の可能性が高いと判断しました。停船命令を出し、威嚇射撃を行いましたが逆に銃砲で攻撃を受け、負傷者がでて巡視船の船体や機器に損害をこうむりました。正当防衛の攻撃を行ったところ、自爆と思われる爆発を起こし、不審船は沈没し、乗組員が死亡するという事件がありました。

工作船

沈没した船を水深90メートルの海底から引き揚げ、回収した船体や武器、装備品を展示しているのが、この「工作船展示館」です。

小型船

工作船の船内にはこんな小型船が格納されており、水中スクーターや爆発物が搭載されていました。

回収した物品などから、この船は北朝鮮国籍の工作船であると判断されました。日本の周囲の海が、必ずしも常に平和な状況にあるとは限らないことがよくわかります。私たちが毎日平穏に暮らすことができるのも、海上保安官をはじめとする、こうした人々の不断の努力のおかげであることを知ることは無駄ではないと思います。休日に人々が集う赤レンガ倉庫のすぐ横に、こうした施設があることは、まことに意味のあることだと感じました。

永山裕子水彩画展


Post-808横浜高島屋で明日(9日)まで開催されている、「永山裕子水彩画展」に行ってきました。

永山先生は、深みを感じさせる中に透明感のある色彩で、美しい花や風景、人物や人形など数々の作品を描き、飾り気のないお人柄もあって女性を中心に圧倒的な支持をあつめています。今回の個展はそれほど大きな規模では無いのですが、アットホームな雰囲気で、素敵な作品をゆっくりと鑑賞することができました。

本

今回の展覧会は、『もういちど透明水彩を始めよう。』『もっと透明水彩を楽しもう。』出版記念、ということで、最近出版された2冊の本が販売されています。「もういちど透明水彩を、ってったって、一度も描いたことないんだけど…」と思いながら本を手に取ると、「ほとんどの方が、小学校や中学校で“水彩画”を描いたことがあるでしょう。」という作者の言葉がありました。なるほど、そういうことですね。

もちろん、だからと言って気軽にもういちど始められるほど水彩画はお手軽なものではないのですが、全く無縁のもの、という感じはなくなりました。ページをめくると、ふむふむ、そうやって描くのか、と理解するとともに、水彩画でこんな素晴らしい表現が出来るんだ、という驚きを感じます。

会場には、この2冊の本に載っている水彩画の実物が沢山出品されており、本の説明を思いおこしながら鑑賞できるのが、新鮮で楽しい経験でした。

じつは、永山先生のことを知ったのは、日曜午前10時のTBSラジオ、「安住紳一郎の日曜天国」がきっかけでした。なんとも破天荒というか、浮世離れした方がいらっしゃるのだなと気になり、ネットでいろいろ拝見していたところ、今回の個展を知ったというわけです。日曜天国で永山先生のことが紹介された番組は、ポッドキャストで聴くことができます。ちょっと時間がかかりますが、だまされたと思ってぜひ聴いてください。おススメです。下のリンクから、「試聴する」をクリックすると聴くことができます。

「散骨イラストレーターの正体」