
ちょっと間延びしてしまった、スパ・リゾート・ハワイアンズのリポートですが、ここに触れずに終わるわけにはいきません。フラ・ミュージアムです。
2階の一角にフラ・ミュージアムがあります。ハワイアンズの歴史とフラについて、小ぢんまりとしていながら、なかなか興味深い展示があります。
エネルギーの主体が石炭から石油に代わり、閉山に直面した炭鉱の町の生き残りを賭けて、ハワイアンズの前身常磐ハワイアンセンターが1966年にオープンした経緯については、映画で有名になりましたね。こちら、オープンを告知するポスターです。デザインなんか、今から見てもけっこういけてると思うんですが、どうでしょう?

こちらは、オープン二日前の新聞全面広告ですね。
他にも、当時のイベントなど、興味深い記録があります。松田聖子やキャンディーズなど、ビッグネームももショウに出演していたみたいです。
ハワイアンセンターの歴史のほかにも、フラについての展示もあります。そんなに大きな展示ではないのですが、良質な展示はなかなか好感が持てます。

フラに使われる楽器の数々。比較的よく見るものから、

ちょっと珍しいものまで、いろいろあります。

これらは、手にとって見ることができるようになっていました。写真に写っている人の向こう側にかかっている絵は、昔のハワイの素朴な生活が細かく描かれていました。

もちろん、映画「フラガール」のコーナーもちゃんとあります。撮影に使われた衣装ですね。
ミュージアムの展示ではないのですが、別棟の廊下にも、映画のロケ地をあらわした地図や写真が展示されていました。当時の炭鉱の住宅などが今も残っているところがあるようです。

有名な、サントリーの「トリスをのんでハワイに行こう」のキャンペーンポスターですね。有名なキャッチコピーなのですが、今の若い人はトリス・ウイスキーなんて知らないでしょう。学生時代、金欠の時はトリス・ウイスキーで我慢した(失礼!)ことを覚えています。でも、このキャンペーンをリアルタイムで見たことがあるかどうか、自分でも判然としません。
ミュージアムはプールのすぐ近くなのですが、はっきり言って訪れる人も少なく、喧騒が遠く感じられます。でも、一つ一つの展示も丁寧で面白いですよ。ハワイアンズに行かれたら、ぜひ一度はご覧になることをおススメいたします。

さて、昼間のショウも見ごたえアリ。夜のショウとはまた違う構成です。今度は早めに座席を確保して、お昼ごはん代わりのスナックを食べながら開演を待ちました。30分前くらいから、人が集まり始めます。

ファイアーナイフ・ダンスも、昼間は演者の表情まで見えて、楽しいです。

夜とはまた違うタヒチアンのソロダンスです。

長いソロ・ダンスを踊り切ります。体力もいるだろうなぁ。皆さん、見事なパフォーマンスでした。
お昼のショウが終わると、送迎バス

の出発時刻も間近です。二日間たっぷりと楽しんで来ました。また、いつか来てみてもいいなぁ。
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